同中競射に持ち込むも、1本届かず予選敗退
◇第72回全日本学生選手権大会◇男子団体◇8月22日◇グリーンアリーナ神戸◇
【試合結果】
[予選(四ツ矢)]14中(全20射)
[一手]6中(全10射)
6月に行われた選抜大会(選抜)では、惜しくも予選敗退となった弓道部男子。リベンジを目指し、2度目となる全国大会に臨んだ。先発メンバーは吉村匡由(人2)、多湖伝我(経3)、畠山拓真(商1)、西口桜桃明(環都2)、森本弘大(商3)の5人。結果は多湖、西口が皆中を記録し、予選14中に。同中競射に進んだが、1本の壁が高く、決勝トーナメント進出とはならなかった。
緊迫した雰囲気の中、全国の舞台で戦いが始まった。1本目は吉村匡、多湖、西口が初矢を的に収め、関大の流れを作った。
続く2射目。吉村匡、多湖、西口に加え、森本もあて、前半の10本で7中を記録する。このまま的中を伸ばしていきたいところだったが、3本目は2中となった。
最後の1本は全員が的中させた。4本目を決め切り、チームは14中。多湖、西口は皆中でチームに大きく貢献し、試合は同中競射へ。
関大の1本目を吉村匡が的中させたが、続くことができず。2本目は1本目よりも大きく的中数を伸ばし、6中。昨年同様、あと1本が足りず予選敗退となった。
選抜、インカレと惜しくも決勝トーナメントには届かなかった。この悔しさは来月開幕のリーグ戦、そして王座で晴らしてみせる。【文/写真:速水咲良】
▼佐々木大河主将(法4)
「(試合を振り返って)予選と競射ともに1本差で負けてしまって、あと1本あたっていたら通過していたということでとても悔しいです。これまでのシーズンを振り返っても1本差で負けることが多かったのでそこを練習で修正できなかったことが今回の敗因かと思います。(後輩たちの活躍は)インカレ期間、的中を伸ばすことができず苦しい中練習する後輩たちを見てきました。本番は練習通りの的中を出すことができましたが、練習の時点が低かったから通過することができなかったのだと思います。1か月半、苦しい中、暑い中、うまくいった選手もいたのでこれからのリーグに向けて期待できるなと感じました。(リーグに向けて)力のある子たちがそろっているので絶対勝ちます」
▼多湖
「(試合を振り返って)予選でも競射でもあと1本で大きく変わっていたと思います。全員であと1本を決めることができるような練習をしていきたいと思います。(個人を振り返って)最初の予選を皆中することができたのはよかったと思いますが、競射の1本目を外してしまったのが、自分がよくない流れを生んでしまったのではないかと思います。(リーグへの意気込み)今のところ、新人戦、関戦など勝てていないので、負けを活かした練習をして全員で勝ちに行きたいと思います」
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