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接戦制し、西カレベスト4!

接戦制し、西カレベスト4!

◇第63回西日本学生選手権大会◇対大同大◇8月14日◇於・山城総合運動公園

[前半終了]関大18-13大同大
[後半終了]関大15ー16大同大
[試合終了]関大33ー29大同大

昨年は破ることのできなかった西カレベスト4の壁。ベスト4を掛けて、大同大との一戦に挑んだ。先制点は相手に許す。しかし、松本一徳(かずのり=経1)の得点で勢いをつかむと4点の差を付ける。終盤に2人の退場が出たときには、GKが1対1を止めた。後半は苦しいスタートに。なかなかネットを揺らすことのできない時間が続いた。相手が攻め続け、点差は1まで縮まる。だが、GK山下敦也(社1)がナイスセーブ。逆転は許さなかった。その後は関大の上3枚が得点を重ね、勝利。準決勝進出を決めた。

△関大GK

先制点は相手に献上。だが、松本の得点で勢い付き、白井祐登(人4)、小田航平(人3)らが点を重ねる。その後、関大に退場者が。だが、GK若宮宏希(安全3)がナイスセーブを見せた。クロスを多用し、スピードに乗る攻撃で、白井が連続3得点。流れが一気に関大へ。しかし、残り5分で関大に2人の退場者が。コートプレーヤー4対6と厳しい展開に。ここは、GKが好守し、ピンチを救う。福島悠大主将(文4)がフェイントで相手を交わして、ネットを揺らすなど終盤に得点を重ねた。5点差を付けて後半へ進む。

△白井

後半開始直後、相手に3連続得点を許した。だか、林航琉(経2)のシュートで相手の流れを止めると、白井がパスカットし速攻。相手に勢いを渡さない。GK山下のナイスセーブ、松本が7㍍スローを確実に決め切るなど、相手に逆点は許さず。

△林
△松本

残り10分を2点差で迎える。林、小田がゴールを決めた。ここで相手がタイムアウトを要求。残り時間3分を切ったところで1点差まで迫られてしまった。GK山下のセーブが光り、相手に点を入れさせない。その後、白井、小田が得点し再び点差を付けた。ラスト1分で相手に7㍍スローを与えるもGK田中星矢(人3)が止める。チームは歓喜に沸き、ベスト4となった。

△集合写真

昨年は惜しくも手にできなかったベスト4を笑顔で手にした関大男子ハンドボール部。準決勝で、昨年敗北を喫した中京大と対戦する。借りを返す時だ。目標の優勝まであと少し。チーム一丸となって戦う。【文:村中望乃/写真:村中望乃、滝口結月】

▼田中
「(7㍍スローを全て止めたがどうか)コートメンバーが「(田中が)止めれたのは俺のおかげ」で僕が止めれたと言ってるんですけど(笑)みんなが良い試合をしているから貢献したいという思いで、結果で止めました。(キーパーの活躍は)前半から、山下が調子良くて。若宮も良くて。3人でいい感じで試合通して良かったです。(中京戦に向けて)去年、対戦して接戦で負けたので勝って優勝したいです」

▼白井
「(後半は厳しい展開だった)攻めが単調になっていたので、オフェンスで話してうまくはまって良かったです。(キーパーの存在は)ディフェンスとキーパーで連携が取れて、上手に止めてくれたので勝てたと思います。(次戦の意気込みは)去年の先輩の借りを返すんで。勝ちます」

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