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全国の舞台で戦い抜く

全国の舞台で戦い抜く

◇第72回全日本学生選手権大会◇6月30日◇武蔵野の森スポーツプラザ

[1回戦]
梅田 ●0-1
杉浦 ●0-1
宝田 ●0-1
栗原 ○2-0

[2回戦]
栗原 ○1-0

[3回戦]
栗原 ○1-0

[4回戦]
栗原 ●0-2

全国の頂点を懸けて戦う全日本学生選手権大会(インカレ)が開幕。関大からは関カレを勝ち抜いた栗原蒼空(経4)、宝田将吾(商4)、梅田健太(社3)、杉浦佑哉(安全2)が出場した。3年連続のインカレ出場となる栗原は最後の年に全国32強入りを果たした。

最初に登場したのは梅田。立ち上がりすぐに面を狙い、相手の動揺を誘う。互いに決めることができず、時間が過ぎ試合は延長戦へ。1本を決めれば勝利という場面で果敢に面を打ちにいくも、合い面を決められてしまい初戦敗退となった。

△梅田

続く杉浦は試合開始から攻撃の手を緩めない。対格差のある相手にも対応し、延長戦に突入。決め切りたいところだったが、相手に胴を決められ1本負けとなった。

△杉浦

杉浦の隣で試合となった宝田。仲間の勇姿を横目に試合に臨む。開始から面を仕掛けられるもうまく対応。その後は相手の動きを見極め、攻撃を許さない。しかし、1本を決めることはできず延長戦へ。にらみ合う時間が続いたが、最後は小手を決められ敗北した。

△宝田

3年連続の出場となる栗原の初戦は相手を圧倒。対格差のある相手に対応し、面を決める。相手が動揺しているところですぐに小手を打ち込み2ー0で勝利した。

△栗原

続く2回戦。前の試合が20分を超える延長戦となり待機時間が長くなったが集中力を切らさなかった。相手の技に仕掛けられながらも打突を続ける。しかし、互いに決めることができず時間が過ぎていった。延長戦になってすぐに相手が面を仕掛けてきたが、すかさず小手を打ち込み1本勝ち。3回戦に駒を進めた。

強豪校の選手との対戦になった3回戦。相手校の応援にも熱が入り押される雰囲気に。相手選手の長身を生かしたペースに乱されながらも延長戦に持ち込む。激しい打ち合いの中、相手の隙に突きを決め、勝利した。

さらに上を目指して臨んだ4回戦。面を仕掛けたところに小手を決められ0ー1に。1本を取り返すために健闘するも続けて小手を決められ試合終了。栗原は全国32強入りを果たした。

多くのことを得ることができたインカレ。今大会での経験を生かし、秋に行われる団体戦でリベンジを果たす。【文/写真:速水咲良】

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