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◇第73回関西学生選手権大会◇決勝◇6月23日◇対同大◇於・たかつきアイスアリーナ◇

[第1P]関大3-0同大
[第2P]関大1-1同大
[第3P]関大2-0同大
[試合終了]関大6-1同大

準決勝で快勝を収め、今年も関カレ決勝へ危なげなく駒を進めたFW山根早加主将(社4)率いるアイスホッケー部。決勝は3年連続で同大との一戦となった。

FW神山太一(人4)のフェースオフで開始した第1ピリオド(P)。序盤からパックを手にし、FW山根主将、FW黒須誠眞(情4)を中心に積極的にゴールを狙った。しかし2分、キルプレー(数的不利な状況)となると相手にパックが渡り、自陣へ攻め込まれる。シュートを浴びたがここはGK常川渉稀(しょうま=人3)がきっちりセーブし、先制は許さなかった。5分を経過した頃にはパワープレー(数的有利な状況)となるも、激しい攻防が続き得点を奪えない。

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△FW髙橋寛騎(法3)

スコアが動いたのは7分。DF石井楓馬(文2)が相手にプレッシャーをかけパックを奪うと、FW相馬嵩士(しゅうと=社2)とFW高橋柊伍(人2)がパスを出し合いながら敵陣へ攻め込む。FW相馬のシュートは相手GKに阻まれたが、リバウンドをFW黒須が押し込み先制点を手にした。10分にはゴールポスト前でDF熊谷天智(情4)からのパスを受けたFW神山が得点。2点リードで第1Pを終えた。

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△DF熊谷

第2Pは開始50秒ほどでこの日2度目のパワープレーとなる。関大はその間主導権を握り、敵陣でのプレーが続いた。開始1分、DF熊谷、FW山根主将と渡ったパックはFW髙秀稜(社4)の元へ。相手の意表を突いたシュートで4点目を手にする。しかし7分に1点を返され、このPでリードを広げることはできなかった。

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△FW髙秀

そして迎えた最終第3P。終始攻守がめまぐるしく入れ替わる展開が続き、残り時間5分を切ってからのパワープレーでも得点は生まれなかった。試合時間が残り2分となると、同大がタイムアウトをかけ、6人態勢での攻撃を仕掛けてくる。それでも冷静に対応しチャンスを見計らうと、終盤にFW相馬がこの日2点目となるエンプティ―ゴール。その直後、相手GKが再配置されるもFW山根主将がゴールを決め、試合終了となった。

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△FW相馬

今年も同大に5点差をつけ、関西の頂点に立った。見据える先は「リーグ17連覇」と「インカレ優勝」だ。現状に満足することなく鍛錬を積み、新たな歴史を刻んでいく。【文:島田采奈/写真:村中望乃】

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△試合後の集合写真

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