◇第47回総合関関戦◇6月16日◇対関学大◇関西大学ソフトテニスコート
●石原・田中2-4神谷・中内
○江口・川口4(9-7)3富永・村本
●浅見・武田0-4藤井・宮前
○飯田・内藤4-0酒井・北原
●中川・是常1-4岩崎・近藤
○永橋・太田4-2奥山・布施
●岡崎・中垣0-4後藤・樋口
[最終結果]●関大3-4関学大
昨年は勝利を収めたソフトテニス部の関関戦。2連覇がかかる今大会は、男子4戦、女子3戦で決着をつける。7番手まで勝敗がつかない接戦を繰り広げたが、最終結果は3-4で惜敗となった。
1番手は石原仁(安全4)・田中陸登(経4)だ。先に2ゲーム取られ厳しい展開となるも、石原の鋭いストロークが何度も決まり、ゲームカウント2-2の接戦に持ち込む。しかしその後はミスが目立ち、敗北した。
2番手として出場した江口咲礼紗(社2)・川口まほ(文4)組。序盤はミスが重なり、相手が2ゲームを先取した。しかし第3ゲームを1ポイントも与えずに取得すると、勢いに乗る。川口のボレーや、江口のストレートコースへのストロークで得点。ゲームカウント3-2とリードするも、第6ゲームをデュースの末に落としファイナルへ突入する。ここでもデュースとなる接戦となったが、9-7でゲームセット。関大に1勝目を持ち帰った。
浅見今日子主将(人4)・武田悠里(政策2)組の相手は、日本代表にも選ばれた宮前が前衛を務める強敵。序盤から相手の鋭いボレーに苦戦し、なかなか得点できない。浅見主将がラリー中にカットを織り混ぜ得点するが、ゲーム奪取とはならず。相手のペースで試合が進み、ゲームカウント0-4で黒星となった。
4番手には飯田昂平(政策3)・内藤拓磨(人2)が登場。飯田のラリー戦と、内藤の攻撃という息のあったプレーで見事ストレート勝ち。関学がリードする形となっていたが関大に勝利を届け、同点に持ち込んだ。
中川勝喜(情1)・是常遼(経2)組は、第1ゲームからデュースに持ち込む接戦となるものの、粘り強いプレーで見事先制。しかしその後は相手のペースについて行く事ができず、4ゲーム連続で取られてしまい敗北した。
ここを取らなければ敗北が決まってしまう6番手には、永橋舞雪(人3)・太田菫(人3)組が出場。太田のリターンエースで第1ゲームを奪うと、試合は関大のペースに。後衛で永橋がストロークで粘り、相手のネットを誘う。前衛では、太田が積極的にボレーを仕掛けて得点。第5ゲームをデュースの末に取り切ると、第6ゲームも獲得する。ゲームカウント4-2で勝利した。
勝利の鍵を握ったのは7番手の岡崎大夢(環都3)・中垣敬斗(環都1)だ。絶対に負けられない戦いであったが、序盤から相手のペースで試合は進む。少しづつ点数を稼ぐも、追いつくことはかなわず。最後は相手に隙を突かれそのまま試合終了となった。
黒星スタートからあと一歩のところまで迫るも、敗北を喫した今大会。しかし次の大舞台・西カレはすぐそこまで迫っている。女子は西日本連覇、男子は表彰状を獲得するために。今回得た課題を修正し、三重の地で関大旋風を起こして見せる。【文/写真:長鴫海莉・森奈津子】
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