◇第47回総合関関戦◇6月16日◇対関学大◇於・関西大学中央体育館
[前半終了]関大12ー19関学大
[後半終了]関大21ー20関学大
[試合終了]関大33ー39関学大
伝統の一戦はホーム・千里山キャンパスで開催された。相手は春リーグ王者の関学大。試合開始直後に3連続得点を許す。相手の速い戻りと攻撃に翻弄(ほんろう)された。しかし、その後は関大も相手に対応。林航琉(経2)を中心に得点を重ねた。後半では、関大が会場を沸かせるプレーを披露。4年生コンビのスカイプレーやGK田中星矢(人3)のセーブで会場の熱はさらに上がる。だが、前半に開いた点差を縮められず、敗戦となった。
関大ボールで試合開始。すぐに3連続で、失点してしまった。相手の戻るスピードに対応できず。ディフェンスが弱くなってしまう。白井祐登(人4)のシュートが決まると、白井、林と得点を重ねる。福島悠大主将(文4)のサイドシュートも決まった。ここで関大はタイムアウトを要求。タイムアウト明けには、GK田中のセーブも光った。だが、相手は安定的にシュートを決め、点差が開く。関大は45勢が奮闘し、ゴールを放つも点差を縮めることはできなかった。終盤には、相手がタイムアウトを要求。タイム明け後、再びGK田中がボールを止める。その後は白井が得点するも、ここで前半終了となった。
6点ビハインドで迎え、巻き返したい後半。松本一徳(経1)、岸京佐(情2)、林がゴールを決めていく。だが、関大に退場者が出て、エンプティゴールを許すなど悔しい失点もあった。ここで、相手が7㍍スローを獲得するも、関大の守護神がセーブ。観客は盛り上がりを見せた。その後、白井とサイドで待機していた福島とのスカイプレー、松本と林の速攻など、多くのプレーで観客を沸かせる。終盤に掛けて関大がネットを揺らす回数は多くなるものの、点差はなかなか縮まらず。林や福島の得点や速攻で粘るも、黒星となった。
夏には、西日本インカレが控えている。ベストメンバーでなくても戦えることを示した今試合。「チームの全力が出せない部分があった」と、春リーグで得た悔しさを晴らすべく準備していく。【文:村中望乃/写真:村中望乃、市場薫、春田史帆】
▼林
「(活躍してた)春リーグの関学戦で足を引っ張っていたんですけど、今日はシュート決めれて良かったです。(取り組んだこと)関学には負けたくないなと思ってて。新人戦で主体になって、チームをまとめました。その経験で緊張に強くなって、心強くなりました。(西カレへの意気込み)絶対に1番点を取って勝ちます」
▼福島主将
「(チーム全体はどうだったか)新人戦で、けが人が多く出て、ベストメンバーでは挑めなかったんですけど、今いるメンバーではベストを尽くせたかなと思います。(特に良かったメンバーは)小田がけがをして、代わりに出た岸や1年が頑張ってくれました。その分、4年がもっとやれた部分はあったと思います」
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