◇第47回総合関関戦◇対関学大◇6月15日◇関西大学東体育館◇
【男子】
関大6-1関学大
[S1]世古◯3-0
[S2]水口●0-3
[S3]佃●0-3
[W1]榎・世古●2-3
[S4]隅谷●0-3
[S5]榎●0-3
【女子】
関大6-1関学大
[S1]人見●2-3
[S2]宜保●0-3
[S3]中土井●0-3
[W1]人見・小林◯3-1
[S4]小林●0-3
[S5]津村●0-3
[S6]西村◯3-2
●関大3-10関学大
年に一度の総合関関戦が開幕。卓球の強豪・関学大と対戦した。人見航希(社3)・小林莉久(経4)ペアが今月開催された関カレのダブルス優勝ペアから1勝をもぎ取る場面も。しかし、3-10で敗北となった。
男子は人見と宜保武志(社3)がコートイン。人見は左右に相手を動かし、ドライブで決める。第1ゲームを11-8で奪った。しかし第2ゲームは少しのミスが重なり、大きく点差を離されこのゲームを落とす。第3ゲームは5連続得点で流れに乗った。11-3で勝利まであと1ゲーム。しかし、第4ゲームを取りきることができず、最終ゲームにもつれ込む。9-9と両者譲らぬ互角の戦いに。相手のネットインを拾えず、後がない状況になる。最後はスマッシュを決めれず、惜敗。
宜保は第1・2ゲームを落とす。絶対に取りたい第3ゲーム。4-10と相手にマッチポイントを握られた。そこから宜保が脅威の粘りをみせる。6連続得点を奪い、デュースに。だが、オーバーミスが続き、黒星となった。
続いて中土井駿太(商3)がコートイン。第1ゲームは中盤までリードするが9-11で惜しくもこのゲームを落とした。第2ゲームも落とし、第3ゲームに入る。サービスエースとスマッシュで得点を重ねた。相手にドライブを決められ、敗北。
ダブルスの相手は関カレ優勝ペア。春季リーグでも惜敗した、難敵相手に人見・小林ペアが挑んだ。第1ゲームは相手のミドルをつき、中盤から一歩リードする。11-8でこのゲームを取った。続く第2ゲームは相手の回転量の多いドライブをコート上に返すことができない。第2ゲームを落とし、ゲームカウント1-1に。第3ゲームは11-5で取る。取りたい第4ゲームはレシーブミスで0-2と序盤はリードされた。だが、ここから追い上げをみせる。小林のサービスエースと人見のチキータで徐々に点差をつけた。最後は人見のサービスエースで試合終了。格上相手ペア相手に3-1で勝利をつかんだ。

1勝を収め、その勢いのまま行きたい関大だったが、小林と津村真斗(社2)はデュースにもつれ込むも0-3で黒星となる。
最後に登場したのは西村天翔(情2)だ。第1ゲームは緩急をつけられ、ドライブのタイミングが合わない。このゲームを落とすも、第2ゲームはサービスエースで流れに乗り、このゲームを奪い返す。第3ゲームもサーブが冴えた。11-4と大差でゲームカウント2-1に。第4ゲームは惜しくも落とし、迎えた最終ゲーム。フォアドライブを決めきり、徐々に点差を広げる。サービスエースでマッチポイントを握った。最後はフォアクロスにドライブを決め、勝利。

女子は、世古茉由加(人1)、水口琉衣(社1)が同時にコートイン。世古は主導権を完全に握り、順調にゲームを進める。第3ゲームでは、終盤にミスが増え、徐々に追い上げられてしまったが、デュースには持ち込ませず。ストレート勝利で関大に1勝をもたらした。一方、水口は、第1、第2ゲームでは差を大きく広げられることはなかったが、なかなかリードすることができず。ストレート負けを喫した。
続いて登場したのは佃緒夏(情3)。高くトスを上げたサーブを繰り出すなど、攻めたプレーを展開。しかし、ストレートで負けとなってしまう。
ダブルスは榎花恋(人2)・世古ペア。第1ゲームは11-3で圧倒する。第2ゲームも一進一退の攻防の結果、15-13でデュースの末にものに。しかし、第3ゲームを僅差で落とすと、相手のペースにのまれてしまう。勝敗はファイナルゲームへ。序盤はリードしていたものの、徐々に差を広げられ、敗北となった。

続いて隅谷夏実(人3)と榎がコートへ。隅谷は、スマッシュが決まり笑顔を見せる場面も。しかし、ストレート負けとなる。女子のラストとなる榎は、第2、第3ゲームでデュースに持ち込むなど、あと1歩のところまで攻める。しかし、逆転することはできず、ストレート負けとなった。

関学大相手に健闘するも、敗れた関大。女子は秋季リーグで、男子は1部昇格を目指し、関学大にリベンジを誓う。
【文/写真:貴道ふみ、文:井藤佳奈、写真:吉野日菜多】
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