◇第47回総合関関戦◇対関学大◇6月8日◇於・関西大学東体育館
[第1セット]関大25-17関学大
[第2セット]関大28-26関学大
[第3セット]関大25-15関学大
[試合終了]○関大3-0関学大
春リーグではフルセットの末に敗れた相手・関学大。関関戦でリベンジを果たすべく、ホームで迎え撃った。今大会では、普段は出場機会のない選手も出場。全員が躍動し、見事ストレートで勝利を収めた。
相手のサーブで試合が開始。先制点を決められるも、次のポイントは関大が獲得する。拮抗(きっこう)した状況が続くが、小山海皇(みこと=人1)がバックアタックを決めると、そこから6連続得点。そのままリードを保ち、25-17で第1セットを先取した。
第1セットからメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ第2セット。序盤は相手にリードを奪われるも、タイムアウトを有効的に使い、立て直す。池田幸紀(商2)の安定したサーブレシーブから、攻撃につなげて得点。また、矢倉龍人(人3)や石山智哉(人2)がクイックを決める。その後は点を取っては取られての展開が続いたが、相手にセットポイントを握られた。なんとかデュースに持ち込むと、相手のミスで関大のセットポイントに。最後は川内歩人(商2)がスパイクを決め、2セットを連取した。
第3セットは、坪田京悟(化生2)のブロックポイントで先制。その後、上田冬陽(情1)のサービスエースや、川合涼太(人4)の速攻などで得点する。また、神野誠大(安全4)や村上莉恩(文4)のアタックでも点を重ねた。関大のペースで試合が進み、池上天翔(人3)のスパイクでマッチポイントを奪う。そして川合がブロックを決め、試合終了。第3セットは25-15と、圧倒的なスコアで勝利した。
部員全員が活躍を見せた関関戦。チーム一丸となって戦い、白星をつかんだ。この勝利を自信につなげ、次の大舞台となる西カレではベスト8を目指す。【文・写真:森奈津子/写真:金佐康佑】
▼安平主将
「(試合前に意識していた点)リーグ戦ではフルセットで負けた相手ということもあり、全員がライバル意識を持っていました。第1セットはAチームで戦って、絶対に取って2セット目以降につなげるという思いでプレーしていました。(2セット目以降はいつもとは違うメンバーだった)関関戦に関しては、リーグ戦などでの出場機会がない選手も出すという方針です。2セット目はいつも出ていないメンバーだったし、3セット目は4年生を中心としたメンバーでした。4年生は最後の関関戦だったので、活躍の場を設けられたのが良かったかなと思います。(全員が出場して勝利したことについて)4年生の人数が多いのですが、出られていないメンバーがほとんどです。ですが、ポテンシャルが高い選手ばかりなので、最後の関関戦で同期が活躍している姿を見ることができて、率直に嬉しいです。(西カレに向けて)今日の関関戦でチーム一丸となって戦えていたので、その雰囲気を崩さずに。詰められるところは詰めて、レベルアップした状態で臨みたいと思います」
▼池田
「(試合を振り返って)リーグ戦ではフルセットで負けてしまったのですが、今回は全員が出場して総合力で勝てたのかなと思います。(試合を通して安定したレシーブを見せていた)2セット目の方がキャッチが苦手な人が出ていたので、そこの部分をケアできるように、自分のポジショニングを意識していました。(リーグ戦から比べて成長した点)リーグ戦の時よりも集中力も上がっていたし、1本目から安定して返球できていたかなと思います。(西カレに向けて)西カレは初戦で昨年度優勝の愛学大と対戦するので、そこに勝って勢いをつけて、ベスト8に入ってインカレ出場を決めたいです」
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