◇ 第93回関西学生選手権大会◇6月8日◇近畿大学記念会館
【女子シングルス】
[5回戦]
徳田●0-4
【男子シングルス】
[6回戦]
人見〇4-0
[準々決勝]
人見●2-4
1週間空き迎えた関西学生選手権大会(関カレ)最終日。関大からは徳田明梨(人4)と人見航希(社3)がシングルスで出場し、ベスト8を懸けて戦った。徳田はストレート負けでベスト16止まり。人見はベスト8入りを果たした。
女子シングルスには、2日目を勝ち抜いた徳田が出場。第1ゲームは先制点を献上したが、互いに点を獲得しあった。しかし、9-11で第1ゲームを落としてしまう。第2ゲームは完全に相手の流れに。9連続得点を許し第3ゲームへ続く。相手の猛攻にボールを返せず、全ては第4ゲームに託された。序盤は徳田が6連続得点で巻き返す。だが、相手も負けじと得点を重ね、9-11で敗北した。
続く男子シングルスには人見が登場。序盤から拮抗(きっこう)した状態になるも、11-9で第1ゲームを勝ち取る。第2ゲームからは、人見が流れをつかむ。鋭いドライブも決まり、11-5と大差をつけ圧勝する。第3、第4ゲームも、長いラリーを制すなどしてストレート勝ちで準々決勝につなげた。
ここまで戦い抜いた人見のベスト8をかけた戦いが始まった。第1、第2ゲームは、相手の強いフォアドライブに反応できず落としてしまう。しかし、第3ゲームでは人見のフォアドライブが決まる。8連続得点で相手を大きく突き放し、11-3で第4ゲームへ。第4ゲームも人見がリードし続け、ゲームポイント2-2と同点に並ぶ。しかし第5、第6ゲームは、またも相手の流れに。鋭い相手のボールをなかなか返せず、2-4で幕を閉じた。
徳田は関カレベスト16、人見はベスト8という結果を収めた。来週には、第47回総合関関戦が行われる。関大に1勝をもたらすため、各選手が躍動するだろう。【文/写真:早川莉央】
▼人見
「(関カレを振り返って)とりあえずランクに入ることが目標だったので、それを達成できたのはよかった。でも、メダルも欲しかった。今までやってきた成果が発揮できた大会だったと思う。(常に意識していたことは)気持ちを切らさないというか。練習中から集中力を切らさずにとにかく攻める意識を持っていた。守りの姿勢だと負けやすいので。常にどれだけ攻められるかというのを一番大事にしていた。(チームメイトからの声かけなどはあったか)主将などにはいつも応援していただいている。支えになっています。(次の試合に向けての意気込み)来週の関関戦では、今回負けてしまった関学大が相手になる。勝つのは難しいとは思うが、チームに貢献できたらと思います」
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