◇第39回関西学生体重別選手権大会◇12月6日◇ウインク武道館◇
[男子60㌔級]
豊永奏太(人1) 1回戦敗退
高木優希(政策2)
[男子90㌔級]
南雲空(人1) 3回戦敗退
[男子100キロ級]
大橋洸俊(人1)2回戦敗退
上田泰介(人1)2回戦敗退
小倉樹(法2)2回戦敗退
奥野友輝(文3)ベスト8
関大柔道部の今シーズン最初で最後の大会がようやく開催。参加人数の制限もあり、限られた人数での挑戦となったが、力を発揮すべく、関西の舞台に挑んだ。だが、思うような結果は残せず。悔しい幕引きとなった。
男子60㌔級には2選手が出場。豊永は序盤から積極的に技を仕掛けるも、相手に上手くかわされてしまう。最後まで相手を崩し切ることはできず、敗北を喫した。高木も熱戦を繰り広げるが、勝利を挙げることはできなかった。
男子90㌔級の南雲は初戦を寝技に持ち込み、抑え込みで勝利をつかむ。そのままの勢いで2回戦も勝ち進むが、3回戦では自分のペースに持ち込めず、ベスト8まであと一歩のところで姿を消した。
男子100㌔級の上田は1回戦を払い腰で一本勝ちを決めるが、2回戦では試合開始直後に寝技を決められ、勝利をつかむことができなかった。小倉は初戦で相手を上手く崩し、危なげない勝利を見せる。だが2回戦、足を掛けられ倒される。勝利はかなわず、悔しさの雄たけびを上げた。
大橋は、1回戦で勝利を収めるも、2回戦で相手の果敢な攻めに苦戦。勝ちを重ねることはできなかった。そして、エース・奥野は第2試合までを危なげなく勝利する。だが、第3試合はお互いに決め手がなく、長い試合展開となる。苦しい状況が続く中、均衡を破ったのは相手選手。体を崩されそのまま勝負が決まる。黒星を喫し、目標である優勝をつかむことはできなかった。
「体力面が一番よくなかったのもあるけど、足技が少なかった」と奥野。結果が振るわなかった今大会だが、各々の課題が見つかった大会でもある。この経験を糧に、成長した関大柔道部の姿を見られる日は近い。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・荒川拓輝】
▼奥野
「全然よくなかった。体力的にもメンタル的にも相手に負けていた。練習自体、コロナの影響であまりできなかったけど、その中ではそれなりにはやってきたつもりだった。でも、天理大や近大に比べるとまだまだな部分はあった。(今大会は)優勝するつもりだった。体力面が一番よくなかったのもあるけど、足技が少なかった。今年はこれでラストで、来年は4回生。すべてが最後になってくるから、出る試合は全部優勝する」
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