◇西日本学生選手権大会◇6月2日◇於・堺市大浜公園相撲場
【団体戦】
[1回戦]対九情大
○大角 押し出し
●橋本 下手投げ
●山之内 引き落とし
○森田 上手出し投げ
●大山 押し出し
[2回戦]対龍谷大
○大角 突き落とし
○橋本 寄り切り
○山之内 下手出し投げ
○森田 寄り切り
○大山 押し出し
[3回戦]対朝日大
●大角 押し出し
●橋本 引き落とし
●山之内 寄り倒し
○森田 上手投げ
●大山 突き落とし
[5回戦]対金学大
○大角 押し出し
●橋本 押し出し
●山之内 押し出し
●森田 送り倒し
●大山 寄り切り
[6回戦]対近大
○大角 押し出し
●橋本 押し出し
●山之内 引き落とし
●森田 引き落とし
○大山 押し出し
[7回戦]対愛学大
○大角 押し出し
○橋本 寄り倒し
○山之内 足取り
○森田 送り出し
●大山 上手投げ
【個人戦】
[1回戦]
●大山 突き落とし
●森 引き落とし
●森田 寄り切り
1年生2人が入りむかえた今大会。団体戦では2部から上がってきた龍谷大と愛学大に勝利し、1部4位という好成績を残す。続く個人戦では惜しくも1回戦敗退となってしまったが次に繋がる試合となった。
今大会最初に始まったのは、総当たりで挑む団体戦。先鋒として出場した大角悠誠(人2)は押し出しにて関大に一勝をもたらすした。橋本琉(経2)は相手のまわしを先に取るも下手投げで黒星。続く山之内大聖(文1)は体重差があるなかでも相手の懐に入り込み粘るが惜しくも負けてしまう。続く森田力輝也(人3)が勝利を挙げ結果は1年生の大山蓮斗(人1)に託された。しかし、粘りを見せたが、惜しくも黒星。1回戦を2-3で終える。
続く2回戦は2部1位で上がってきた龍谷大だ。ここで勝利をつかみとりたいところ。先鋒の大角が突き落としで勝利を挙げると大将・大山まで白星が続き団体戦一勝目となる。
朝日大と対戦した3回戦。今まで勝利を積み上げていた大角が黒星を喫する。その後、橋本、山之内と惜しい試合が続くも勝利にはならない。なんとか一矢報いたいところで動いたのは森田。相手の力を上手く使い上手投げで勝利を収めた。
続く金学大では大角が押し出しで勝利を挙げる。大角に続きたいところだが、粘るもあと一歩白星に届かない。続く6回戦は昨年の全国王者の近大。先鋒として登場した大角は押し出しで白星を挙げ関大に一勝をもたらす。橋本は惜しくも相手に敗れ1-1に。続く山之内は試合開始直後に動いた。相手の動きよりも素早く動き足を取ることに成功。しかし、惜しくも足取りが決まらない。その後大山が押し出しにて勝利を挙げ2-3で惜しくも負けてしまった。
1勝で迎えた団体最終戦は愛学大と対戦。先鋒・大角が押し出しで本日5勝目を獲得する。続く橋本は試合開始から均衡した状態が続いた。土俵際までおし寄り倒しで白星を挙げる。続いて登場した山之内は先ほど惜しくも失敗した足取りに成功。前の試合の悔しさを生かす結果に。その後も森田が送り出しで勝利を挙げ、4-1で愛学大に勝利した。
続く個人戦では大山、森、森田の3選手が出場。最初に登場した大山は低い姿勢で相手に何度も仕掛けるも突き落としで惜しくも黒星に。続く森直輝(3)は相手に向けた力をうまく使われ引き落としで勝利とはならず。最後に登場した森田は寄り切りで黒星を喫する。
1部4位で終えた団体戦。大角の安定した取組や1年生の活躍が光る結果に。また、昨年の全国王者相手に攻めの姿勢で臨み関大の実力を見せつけた。関大相撲部のさらなる飛躍に期待が高まるばかりだ。【文:湯浅あやか/写真:藤原美鈴】
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