◇第73回西日本学生選手権大会2回戦◇対大国大◇6月4日◇Asueアリーナ大阪◇
[第1Q]関大26-10大国大
[第2Q]関大13-21大国大
[第3Q]関大15-17大国大
[第4Q]関大16-18大国大
[試合終了]〇関大70-66大国大
悔しい全関西敗退から1カ月ほど経過し、迎えた西カレ。初戦は同じ関西2部で戦う大国大と相まみえた。第1クオーター(Q)で手にしたリードを何とか守り切り、初戦を突破。明日以降の戦いへつなげた。
第1Q開始直後、日高さくら(人3)のシュートで先制した関大。序盤は取って取られての展開だったが、徐々に主導権を手にする。塩澤小夏主将(文4)のゴール下に鋭く切り込むドライブからのシュートや、新島怜侑(社3)のスリーポイントなどで連続ポイントを奪った。勢いは最後まで衰えず、このQ残り1分を切ってからも、松木りん(人3)のフリースロー成功などで得点を追加。16点のリードを持って、試合は第2Qへ。
第2Q最初の得点は大国大。スリーポイントを決められるもすぐに立て直す。川崎真子(人2)のシュートや、日高の連続ポイントでリードを広げた。関大の4連続ポイントとなった後、相手がタイムアウトを要求。タイムアウト明け最初の得点は献上したものの、その後も得点を重ね、21点のリードを手にした。しかし中盤のメンバーチェンジ以降、流れが相手に傾く。パスカットされてから一気に自陣に攻め込まれ、フリーの状態でシュートを許すなど失点が続いた。8点差まで詰め寄られ前半終了。
第3Q開始1分、松木のシュートが久々の得点となった関大。ここからまたリードを広げていきたいところだったが、パスのミスが目立ち、なかなか思うような攻撃ができない。新島の2連続のスリーポイントや、塩澤主将のスリーポイントでチームは盛り上がりを見せるも、リードは広がらなかった。さらに点差を縮められ、最終Qへと臨む。
2連続で失点を許す立ち上がりとなった第4Q。ここで3点差まで詰め寄られるも、日高のスリーポイントでリードを死守する。しかし3分、スリーポイントを浴び同点に追いつかれてしまった。その直後、積極的なプレーを見せる相手から新島がフリースローを獲得。2本のシュートをしっかりと沈め、再びリードを手にする。その後も相手の猛攻は続き、2連続のスリーポイントなどで1点差まで追い上げられたが、何とか逃げ切り試合終了となった。
西カレ初戦は辛勝となった。明日の対戦相手・関外大は全関西で敗北を喫した因縁の相手だ。この試合で見つけた課題を克服し、高みを目指していく。【文:島田采奈/写真:春田史帆】
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