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◇2024年関西学生春季リーグ◇対京大大体大合同チーム◇5月19日◇於・グリーンランドみずほ

[第1Q]関大0-0合同チーム
[第2Q]関大0-0合同チーム
[第3Q]関大0-0合同チーム
[第4Q]関大1-0合同チーム
[試合終了]関大1-0合同チーム

先週の同大戦に勝利し、リーグ優勝が垣間見えている関大。残り2試合が残る中、1戦目で対戦した合同チームとの試合に臨んだ。目標にしている1部リーグ復帰のために決して負けられない。試合は、第3クオーター(Q)までチャンスはあったが両者無得点のまま進んだ。第4Q、2分にペナルティコーナー(PC)を獲得。FB髙杉美羽(情2)がタッチシュートを決め、これが決定打となる。1ー0で3戦目も白星を飾った。

DSC_8746-200x133 【ホッケー女子】リーグ3連勝!
△FB高杉

関大のセンターパスからスタート。サイドライン際でFB磯嶌瑞希(社4)がドリブルでボールを相手フィールドに送りチャンスを作る。順調に相手の防御網を潜り抜け、2分にFW野口奈央(人3)がヒット。惜しくもゴールとはならなかったが、懸命な攻撃が功を奏しPCに。最初の得点の機会を得る。しかし、この日はパスがうまくつながらない。その後、11分にもFW野口がディフェンスを突破し、2度目のPCを獲得した。MF別所南空(社3)のヒットは惜しくもゴールの左にそれる。第1Qは4度のPCを獲得したが、チャンスをつかめないまま終了した。

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△MF別所

第2Q、関大は5分にFW3人を入れ替え、巻き返しを図る。7分、MF別所がFW神崎真子(社4)にパスを出し、ゴールチャンスを演出。しかし、タイミングが合わず、ヒットに繋がらなかった。残り1分、MF山下日菜子主将(人4)がゴール前でFB竹中理菜(社4)からのボールをレシーブ。しかし、ヒットしたボールはゴールキーパーに跳ね返され、得点とならず。前半を終える。

DSC_8851-200x133 【ホッケー女子】リーグ3連勝!
△MF山下主将

第3Qからは合同チームのセンターパスからゲーム開始する。前半とは打って変わり、相手の攻撃する時間が増えた。5分にこの日初めて相手にPCを与えてしまう。それでもDF徳田琳(社1)がボールを外に出し、窮地(きゅうち)を脱した。その後、FW野口がカウンター攻撃を開始、ドリブルで一気に相手陣営にボールを運ぶ。流れは良かったものの、パスしたボールはスピードが速くMF別所にうまくつながらなかった。ラスト1分にも、MF寺井乃梨(人4)が相手のボールをカットし、チャンスを作る。MF山下主将にパスがつながり、ヒットしたボールは惜しくもゴールの上に外れてしまった。

なんとしてでも、点を獲得したい最終Q。2分、ようやく関大に喜びの瞬間が訪れる。PCを獲得、DF徳田がストロークしたボールをFB髙杉がタッチシュートで先制点を獲得。このゴールが決勝点となる。チームは三連勝となった。次戦は関関戦。リーグ3連勝の勢いそのままに格上の関学大に挑む。【文:写真/丸山由雅】

DSC_9026-200x133 【ホッケー女子】リーグ3連勝!
△FB高杉のゴールに喜ぶ選手たち

▼MF山下主将
「(チャンスをつかめない中でFB高杉が点を入れたことについて)あんまり練習ができてなかったっていうのもあるが、最後の詰めの甘さが出たかなと思う。美羽ちゃん(=FB)がPCでタッチシュートやってみたいですと声をかけてくれて。決まりそうな気がしたんで、 やってみようていう形でやったらやっぱ決まった。自ら声をかけて決まるのはいいなって思った。(関関戦に向けて)関学大は相手が強いっていうのもあるが、芝がロングパイルなので、こっち味方してくれてる環境かなとも思う。そこは自分たちの波を作りながら勝ちたい。(リーグ最終戦について)このリーグで勝ちきるっていうのが目標じゃなく、私たちの目標は入れ替え戦で勝つこと。今までの 3試合してきた中の課題をしっかり詰めていきながら、勝ち切れるように頑張りたい」

▼FB髙杉
「(なぜタッチシュートできめたのか)なかなかショートコーナーで決めきれないっていうのがあって。自分が決めたいっていう気持ちがあった。いけるかなと思った自分の感覚的なものがあったので、ちょっとやってみますとチームに伝えた。(試合全体を振り返って)トラップミスで抜けてくとか、相手に簡単に相手のスティックがあるところに行って簡単に取られちゃうっていうのがあった。 そういうところはちょっと技術的なことも、自分でドリブルで行くっていう技術的なところも上げつつ、トラップとか基礎的なこともできたらいいなと思った。今回の試合で攻めてるっていう部分が、攻めてるシーンが多かったと思う。その時に、逆に 1本でボールを通されたりとか、カウンターの対処が課題かなって思って。攻めている分、全体的に点を決めたいという前のめりな気持ちになりつつある。ディフェンスはそういう時に、しっかり ポジショニングとかそういうところも気遣ってできたらいいなと思った。(関関戦について)次戦は強いチームと当たるので、みんなの気も引き締まると思う。やっぱなかなか攻めれるシーンが少ないと思うので、1つ1つのチャンスを大事にしながらプレーしたい」

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