◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第10日◇対大体大◇5月18日◇於・天理大学
[第1セット]関大27-25大体大
[第2セット]関大25-14大体大
[第3セット]関大25-20大体大
[試合終了]○関大3-0大体大
現在、3勝6敗で8位の関大。リーグ10戦目は、12位の大体大と対峙(たいじ)した。第1セットからフルセットの接戦を繰り広げるが、ここを取り切ると勢いに乗る。リーグ途中からスタメンとなった森歩夢(政策2)の攻守にわたる活躍もあり、ストレートで勝利した。
第1セット序盤、隅田嵐(社4)や小山海皇(みこと=人1)のスパイクが連続で止められる。相手がわずかにリードを握るが、タイムアウトを挟むと隅田、中島康介(文3)が得点。13-15の場面ではピンチサーバー・荒木陽仁(文2)のサーブからブレイクする。その後、安平瑠也主将(商4)のサービスエースも決まり、関大がセットポイントを獲得。相手の攻撃が決まりデュースとなるも、なんとか粘り切り第1セットを奪取した。
相手サーブで第2セットが始まるが、森のスパイクや隅田、小山のブロックポイントで怒涛(どとう)の6連続得点。流れを一気に引き寄せる。大幅リードで試合が進むと、最後は井上桜佑(人3)のサービスエースが決まり、2セットを連取した。
ここで決めきりたい第3セット。しかし相手も執念を見せ、拮抗(きっこう)した展開が続いた。それでも、リベロの下﨑大輝(情3)が相手のスパイクコースに入り綺麗にレシーブ上げて攻撃につなげるなど、粘りのプレーを見せる。さらには好調の森がスパイクで得点を量産。矢倉龍人(人3)もブロックポイントを決め、リードを広げる。流れを渡さず、25-20で3セット目も勝ち取った。
昨秋敗れた大体大にストレート勝利を収めた関大。リーグ最終戦はあす、京産大と相まみえる。ひとつでも上の順位で終えるために。今日の勢いそのままに、チーム一丸となって勝利を目指す。【文/写真:森奈津子】
▼森
「(試合を終えて)最近は拮抗(きっこう)した相手に勝ちきれないことが多かったです。大体大も互角の相手でしたが、3セットで勝ち切ることができたので良かったです。(自身の活躍について)自分は守備面で期待されている部分があります。今日はそこももちろん良かったですが、スパイクが結構決まっていました。(先週からスタメンとなったが、意識していたことは)自分はあまりプレーでは目立たないですが、けがで抜けた川内がムードメーカー的存在なので、自分も盛り上げるということを意識しています。(あすの京産大戦に向けて)あすの相手も関大と同じくらいのレベルのチームですが、自分たちのバレーができれば勝てると思っています。今日の勢いのまま、明日も勝ち切りたいと思います」
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