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主将の一振りで全日決めた!関西制覇まであと1勝

主将の一振りで全日決めた!関西制覇まであと1勝

◇第76回関西地区大学選手権大会◇準決勝◇対京都先端科学大学◇5月14日◇くら寿司スタジアム堺

関 大 100 401 000=6
先端大 001 000 000=1

(関)竹下、伊藤―福永
(先)山口、上仲―三宅

1(中)藤澤
2(指)佐竹
3(遊)福留
4(右)木下
5(一)今村
6(三)古田
7(左)日高
8(捕)福永
9(二)西田
先発 竹下

月曜の試合が雨天順延となり、中1日で関西選手権準決勝に臨んだ関大準硬。勝てば全日出場が決まる大一番だ。

先攻の関大は1回、先頭の藤澤駿平(政策4)がストレートの四球で出塁し、2番の佐竹俊哉(情2)も左安で続く。福留涼平(商4)が犠打で好機を拡大すると、打席には4番・木下立清(りゅうせい=人3)。5球目を振り抜いた打球は犠飛となり、1点を先制した。

▽木下

関大の先発は竹下紘生(政策3)。1回は1死から中安を浴びるも後続を断ち無失点、2回には3球三振を奪うなど、安定した投球を披露した。しかし3回、先頭打者に左翼線へ二塁打を打たれると、犠打と四球で1死一、三塁のピンチとなる。その後一塁走者は盗塁死したものの、暴投の間に三塁走者が生還。同点に追いつかれてしまった。

直後の4回、勝ち越しを狙う関大は1死から今村優真(経3)が死球を受け出塁。その後日高涼汰(経4)の中安などで2死一、三塁となり、福永翔太主将(社4)が打席へ。「自分の力でチームを勝たせたかった」と福永主将。打球は右翼手の前へ落ち、勝ち越しの適時打となる。続く西田光汰(化生3)は2点適時打、藤澤の三失の間にも1点を追加し、一挙4得点。一気に相手を突き放した。

△福永主将

援護をもらった竹下はさらにギアを上げる。4~6回を完全投球と相手を圧倒。リーグ戦では5、6回までの投球が多かったが、この日は7回もマウンドに立った。先頭から2連打を浴び、無死一、三塁のピンチを背負うも竹下は動じず。後続を一飛、三振、中飛に斬り、2点目は許さなかった。

△竹下

6回には福留の適時打で1点を追加した関大。5点リードの8回からは2番手・伊藤脩太(社3)が登板した。8回を三者凡退に抑えると、9回には走者を背負いながらも冷静に投球を続け、無失点で試合終了。全日への出場権を獲得した。

△橋本昂来(安全3)

△伊藤

7年ぶりの全日出場を決め、関西で残す試合はあすの決勝戦のみとなった。対する京産大は昨年も全日に出場している強敵だが、今の関大準硬なら何も臆することはない。関西王者として全日に出場するために、そして福永主将を関西一の主将にするために。福永準硬のすべてをこの一戦にかける。【文/写真:島田采奈】

▽福永主将
「(全日出場が決まった率直な気持ち)自分がキャプテンに選ばれてから、チームとしてやってきたことが間違っていなかったことが証明できた、率直にうれしい。(4回の打席を振り返って)前の回で自分がワンバンの投球をそらして失点していたので、『自分の力でチームを勝たせたい』という思いが強く、必死に打席に立っていた。(竹下の投球は)リーグ戦でも7イニングを投げたことがない投手だったので、自分の中で不安もありながら竹下をマウンドに送っていた。それを払拭してくれるくらい熱い気持ちを持ってマウンドに立ってくれていたので、受けていて心強かった。竹下の気持ちが伝播して、きょう勝てたのかなと思う。(あすへの意気込み)関西一の主将になるという目標を掲げてここまでやってきた。あすはその目標を実現できる試合。関西一のチームという誇りをもって全日に臨みたいので、チームのためにも、自分のためにも全員野球で関西の頂点を取りたい」

▽竹下
「(全日出場が決まった率直な気持ち)4年生と全国に行きたい気持ちが強くて、そのために頑張ってきた部分もあったので素直にうれしい。全日でも上を目指していくために、課題も見つかった試合だったと思う。(勝てば全日出場が決まる大一番での先発)試合前に昨秋、今春と負けている立命大との練習試合があって、そこで5回1失点の投球ができた。その練習試合や紅白戦の結果から、自分の状態に自信を持てていたので、緊張はありながらもしっかり腕を振ってピッチングしようと思い試合に臨んだ。(自身の投球を振り返って)得るものが多かった。いつもは6回に1人走者が出たら交代という感じだが、きょうは『走者が出てもお前でいく』と伝えられていた。6回で出し切ってもいいと思って投げていたが、7回にもつなげることができて良かった。(あすへの意気込み)中継ぎでの登板になると思う。藤澤さんが試合を作ってくれると思うので、その流れに乗っかりながら投げたい。もし藤澤さんがダメでも、試合を作り直せるように頑張りたい」

▽伊藤
「(全日出場が決まった率直な気持ち)まだ先輩と野球ができる。うれしい限り。(5点リードでの登板だったが)打線が打ってくれていたので気楽に投げられた。(自身の投球を振り返って)後ろに藤澤さんが控えているので大丈夫だと思って投げられたことが大きかったと思う。(あすへの意気込み)絶対に勝ちます」

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