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2連覇ならず、関関戦は黒星に

2連覇ならず、関関戦は黒星に

◇第47回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇5月11・12日◇福井空港◇

[1日目個人得点]
中津 60点
横林 44点
一木 55点
[団体合計]
●関大159-887関学大

昨年の関関戦前哨戦では勝利を収めた関大。2連覇を狙い、勝負に挑んだ。1日目は競技開始前から強い風が吹き、上昇気流に乗るのが困難な状況に。いかに滞空できるかが勝負のカギになると考えられていたが、関学大の2番手が周回に成功。点差を大きく離されてしまう。2日目での挽回を目指した関大だったが、天候に恵まれず競技は中止に。1日目の結果により、黒星となった。

△GO KAISERSのポーズをとる

昨年までは3月に行われていた航空部の総合関関戦前哨戦。しかし、雨天で競技が中止になることも多く、今年は5月開催となった。

1日目、空は青く晴れ渡っていたが、南風10ノット前後の強風により待機時間が長く続く。風が少し弱まるのを待ってから競技開始となった。競技種目は、耐空競技、周回コース速度・距離競技。出場できる選手は3名のみとなっており、関大からは前主将の中津北斗(シス理4)、主将の横林翔太(シス理3)、一木幸音(法4)がエントリーした。発航権は関大、関学に交互に与えられ、関大のフライトで試合開始。

選手の乗るグライダーに動力は無く、教官が操縦するエンジンを持つ曳行機(えいこうき)によって上空約600㍍まで上昇。その後、曳行機とグライダーをつなぐロープを切り離し、離脱する。ここからが選手たちの勝負どころ。測定器や、鳥の動きなどから熱上昇気流(=サーマル)を見つけ出し、より長い滞空を目指す。

△曳航機(=左)と、グライダー

1番手は前主将・中津。今月中旬に自家用ジェットの免許取得試験を控える関大のエースだ。期待が高まるが、風が強く吹くシビアなコンディションが続く。なんとか滞空時間を延ばすも、周回はかなわず。60点で競技を終えた。

△中津

関学の1番手が飛行を終え、主将の横林が2番手としてフライト。またしても強風の影響でうまく上昇気流にのることができない。周回を果たせず、44点を記録した。

△横林

3番手は一木。直前に競技を終えた関学大の選手が周回を果たしたため、プレッシャーがのしかかる一戦となった。しかし、依然として風は強く吹き続ける。マイナスの風の影響を強く受けてしまい、周回はできなかった。55点で競技を終える。

△一木

その後、関学大の選手がフライト。計6発のフライトを終えると、午後からはさらに風が強くなり、最大風速は25ノットとなる。強風は止まず、両校の同意により1日目は終了。スコアは159-887と、関学大が大幅にリードする展開に。逆転を図るべく、2日目に挑む。

△グライダーを運ぶ

前日から競技の実施が危ぶまれていた2日目。悪天候によりフライトはできないと判断されたため、1日目の結果のみで勝敗が決定することに。団体結果159-887で敗北。優勝カップは関学大の選手の手に渡った。

航空は天候の運によって大きく左右される難しい競技だ。彼らのフィールドは、はるか上空。さらなる技術力向上のために、グライダーに乗り、文字通りの“飛躍”を目指す。【文/写真:森奈津子】

▼横林主将
「(試合について)試合前から天候が不安定で、大会ができるのかどうかも怪しいところでした。実際にグライダーが上がれる時間があったりなかったり、僕らがそこで上がれないところを引いてしまったりと、運もあまりなかったです。(個人のパフォーマンスとしては)運がなかったです。バッタ賞という一番滞空ができなかった選手になってしまったので、反省しています。(改善点として)まだまだ技量が甘い部分があるので、技量を上げていきたいです。それから、日ごろの行いを良くして運気を高められるようにしていきたいと思います。(これからどんな部にしていきたいか)僕自身まだまだレベルが低いですが、関西大学としてレベルアップできるような部の作り方をしていきたいです」

▼中津
「(試合を振り返って)天候に翻弄(ほんろう)されたという感じです。最後の関関戦なので、周回や滞空をしたい所でしたが、風が強く上昇気流も乱されていたので、難しい条件でした。(個人のパフォーマンスとしては)いい所までいけたかなとは思いますが、やはり上昇気流がないところではどうしようもなかったので、難しかったです。ただ、どこかしらにはあったと思うので、そういうところをつかめていれば。上手な人ならそれでも浮けていたと思うので、今から1年間かけてそのレベルまでいきたいです。(今後に向けて)まずは自家用の免許を取ること。それから、東海・関西の大会や、今年末の全国大会に向けて頑張っていきます」

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