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関西王者に2点及ばず惜敗

関西王者に2点及ばず惜敗

◇令和6年度関西学生春季リーグ戦7戦目◇対大体大◇5月11日◇於・関西福祉科学大学

【前半終了】関大12ー19大体大
【後半終了】関大20ー15大体大
【試合終了】関大32ー34大体大

春リーグ7戦目は、強豪・大体大と対戦した。昨年の秋リーグで10点差を付けられ敗戦した相手に闘志が燃える。前半、相手の素早い攻撃に対応できず。点差を開かれてしまったが、徐々に適応。セットプレーを用いながら攻撃を展開した。しかし、7点ビハインドで後半に進む。後半は、相手のミスを誘うディフェンスや45勢(ワイドレフト、ワイドライト)の多彩なシュートが決まり追い上げを見せた。しかし、あと2点届かず。リーグ2度目の黒星となった。

相手ボールで試合は開始し、先制点は相手に献上。松本一徳(かずのり=経1)が相手のミスからシュートを決める。林航琉(経2)も相手の隙をつきシュートを放った。しかし、その後は関大に点数の入らない時間が続く。たまらず開始10分でタイムアウトを要求した。だが、力強く戻りの早い相手になかなか順応できず、シュートもわずかにゴールを外れてしまう。苦しい時間が続いた。その時間を打破したのは、松本が相手GKとゴールの隙間に放ったサイドシュート。関大に勢いがついた。GK山下敦也(社1)が連続でシュートを止め、白井祐登(人4)の連続得点など相手が手にしていた勢いを徐々に奪い始める。残り10分を切ったところで相手に7㍍スローを与えてしまうもGK田中星矢(人3)が片手で止めた。セットプレーで攻撃を仕掛け続けるも序盤についた点差を埋めることはできず、7点ビハインドで後半へ。

△松本
△林

後半開始直後、相手のミスから林が相手GKと1対1の状態に。ここを決め切り、関大に流れをもたらす。スピード感のあるオフェンスで相手を翻弄(ほんろう)し、ディフェンスではゴールを思うように放たせない。後半半分が経過した頃、福島悠大主将(文4)が速攻でネットを揺らした。その直後、白井の連続4得点やGK田中がゴールを死守し、勢いを関大がつかみ始める。

△田中

残り10分を切ると、交互に点を取り合う、白熱した展開に。会場の熱狂も最高潮に達し、応援の声が響き渡った。白井、林のシュートで関大は差を縮め、差は3点に。残り2分で相手に退場者が。関大はここで点を決め切りたいところ。オールコートディフェンスで相手からボールを奪うことを狙った。白井、松本がネットを揺らすも時間は経過。ここで終了の笛が鳴り、春リーグ2度目の黒星に終わる。

△応援する選手たち
△白井

最大で8あった差を2にしたが、2点が遠かった。強豪相手にスピード感あるプレーを展開したが、惜しくも敗戦。しかし、昨年大差で負けた相手に対して力を示す試合となった。明日は、ホームで今春リーグ無敗の関学大と対戦。因縁の相手から勝利を奪いに行く。【文:写真/村中望乃】

 

 

 

 

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