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◇第45回全関西大学女子選手権大会◇対関外大◇4月27日◇奈良学園大学

[第1Q]関大21-18関外大
[第2Q]関大11-13関外大
[第3Q]関大15-25関外大
[第4Q]関大17-24関外大
[試合終了]●関大64-82関外大

ダブルスコアで初戦を制し、勢いに乗る関大。全関西2戦目は「一番のライバル」と選手が口を揃えて話す関外大と相まみえた。試合は第1クオーター(Q)から関大が主導権を握る展開に。スリーポイントシュートを次々と決め、流れを手繰り寄せる。しかし徐々に差を縮められると、第2Q以降は関外大ペース。反撃の手がかりを見つけられず、ベスト8入りを目指して戦った全関西はここで敗退となった。

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△円陣を組む選手たち

第1Q、日高さくら(人3)のリング下のシュートが決まり、関大が先にスコアを動かす。続けざまに塩澤小夏主将(文4)、川崎真子(人2)のスリーポイントシュートも決まり、流れをつかんだ。その後お互いに点を取り合いが続く中、関大は川崎、塩澤主将のパスカットから日高の速攻で連続ポイント。第1Qを3点リードで終え、理想的な形を作る。

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△川崎

さらに突き放したい関大は第2Q。2分半が経過したところで福井響(政策4)が冷静にシュートを沈める。そこからは両校第1Qの打ち合いから一変、好ディフェンスが目立つ展開に。関大は日高がリバウンドを制し、得点に結びつけ引き離しにかかるが、要所でスリーポイントシュートを決められ苦戦。1点のビハインドで前半を終えた。

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△松木りん(人3)

逆転を誓い迎えた第3Q。勢いに乗りたいところだったが、スリーポイントを含む4連続失点で出鼻をくじかれてしまう。日高のバスケットカウントや新島怜侑(りょう=社3)のスリーポイントシュートでなんとか食らいつくものの、相手の波に飲まれ、このQだけで25失点。ポストプレーへの対応が課題として浮き彫りとなった。

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△日高

11点差で迎えた最終第4Q。反撃ののろしを上げたのは石井花那(文2)だ。苦しい展開の中、スリーポイントシュートを沈めチームを鼓舞する。大屋結芽(商4)も右0度からのスリーポイントシュートを冷静に決め一矢報いたが反撃はここまで。第2Q以降許したリードをはね返せず、ベスト8入りを目指した今大会はここで幕を閉じた。

登録メンバーのほとんどをコートに送り、今ある力すべてを出し切ったこの試合。苦戦を強いられたが、要所でスリーポイントシュートを沈めるなど収穫があったことも事実だ。今大会で得た経験を次につなげ、また次のステップへ。どの大会に出ても関大の名が最後まで残る、そんな姿を実現させるために、さらなる練習を積む。【文/写真:稲垣寛太】

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△早川纏依(文1=左)と北野ひらり学生コーチ(政策2)

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