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◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第5日◇対びわこ大◇4月27日◇於・甲南大学◇

[第1セット]関大25-22びわこ大
[第2セット]関大25-16びわこ大
[第3セット]関大25-21びわこ大
[試合終了]○関大3-0びわこ大

1勝3敗で迎えた春季リーグ5戦目。対するは、昨秋2部から1部に昇格したびわこ大だ。第1セットの序盤こそリードを許したが、流れは徐々に関大に傾く。第1セットを奪うと、第2セットは相手を大幅に突き放して連取。勢いそのままに、ストレートで勝利を収めた。

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△得点後、喜ぶ選手たち

第1セットは相手が先制点を決めると、そのままわずかにリードを奪われる。中島康介(文3)のクイックや、小山海皇(みこと=人1)のライトからの攻撃で得点。相手を追いかける展開になるが、タイムアウト後からは関大のペースに。小山がシャットアウト、安平瑠也主将(商4)がサービスエースを決めるなど、16-17から怒涛(どとう)の5連続得点。リードを守り切り、25-21で第1セットを奪取した。

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△小山
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△安平主将

関大の2連続得点で始まった第2セット。勢いに乗った関大は、試合を優位に進める。中島の速攻が決まると、次のポイントでは隅田嵐(社4)がアタックで得点。小山の強烈なスパイクは、相手ブロックに当たった後に天井にぶつかるほど。相手も負けじとコースを狙ってスパイクを放つが、リベロの下﨑大輝(情3)が粘り強く拾う。相手に一切主導権を渡さず、25-16と大幅リードでこのセットも取得した。

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△下﨑

このまま取り切りたい第3セット。川内歩人(商2)の攻撃で1点目を奪うが、その後は取っては取られての時間が続いた。矢倉龍人(人3)がブロックや速攻で点を決めるなど躍動。安平主将のツーアタックが鮮やかに決まると、小山や川内、隅田のアタッカー陣もスパイクで得点する。ブレイクもあり、23-20と関大がリード。ここでピンチサーバーとして入った上原隆之将(化生2)が、サービスエースを決める。そのまま逃げ切り、ストレート勝ちとなった。

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△矢倉(手前)と安平主将

今季2勝目を勝ち取った関大。リーグ3位以内という目標を達成するためには、1試合も落とせない。残る6試合、全勝を目指して戦う。【文/写真:森奈津子】

▼安平主将
「(びわこ大は昨秋2部から上がってきた相手だが)序盤は少し相手のペースでした。先週は僕らがチャレンジャーでしたが、今回は相手がチャレンジャーで。勢いに乗ってやってきたので、最初は少しやりづらかったです。(2セット目で大幅にリードしていた要因は)相手にミスが出ていたというのもありますが、僕たちがサーブを先週から変えていて。今週はサーブの練習をずっとしていて、それがいい感じにハマったのが、一つの大きな要因かなと思います。(サーブについて)今まで隅田がジャンプサーブを打っていたのですが、リーグ戦ではミスが少し多くて。そこからうまく流れに乗れなかったかということがあったので、隅田のサーブをジャンプフローターに変えました。逆に僕自身のサーブは攻め切れていなかったので、ミスをしてもいいから攻めていくということを意識していました。(あすの甲南大戦に向けて)苦手意識というか、やりづらさがあるチームですが、そこに負けずに今日のような自分たちのバレーができるように頑張ります」

▼隅田
「(びわこ大は昨秋2部から上がってきた相手だが)勢いに乗っているところがあって、やりづらさはありました。個人的には、びわこ大に高校生の頃の同期がいて絶対に負けられない戦いだったので、勝てたことは大きいと思います。(今日の自身の調子は)良かったとは思いますが、まだ上があるかなというくらいです。(先週からサーブを変えた)甲南大の会場のライトがボールと被るということもあって、ジャンプサーブが先週は全然入らなかったので、今週はフローターサーブにしぶしぶ変えました。(プレーで意識していたこと)個人的な課題で、打ち方やフォーム、ボールを捉える位置ということがあるのですが、それをできるだけゲーム中に冷静になって考えることを意識していました。(あすの甲南大戦に向けて)絶対にストレートで勝ちます」

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