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◇令和6年度関西学生春季リーグ戦◇対桃山大◇4月13日◇於・桃山学院大学

[前半]関大13ー15桃山大
[後半]関大23ー12桃山大
[試合終了]関大36ー27桃山大

春リーグ初戦を迎えたハンドボール部男子。初戦は桃山大と対戦した。前半、両者ともに一歩も譲らない展開を見せる。中盤になると、相手がリードし5点差。前半残り3分、福島悠大主将(文4)がサイドシュートで得点すると勢いをつかんだ。勢いそのままに迎えた後半。2点ビハインドから始まったが、白井祐登(人4)が得点を量産する。点差を広げていき、中盤に10点リードする展開となった。その後も試合の流れを渡さずに試合終了。初戦を勝利で終えた。

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△喜ぶ選手たち

相手ボールで試合は開始。先制点は相手に許してしまった。しかし、直後に林航琉(経2)がディフェンスに強いプレッシャーを掛けられるも、体を倒しながらゴールを決める。その後、7㍍スローを相手に与えるも、ここは田中星矢(人3)がセーブした。前半開始5分、小田航平(文3)のシュートはゴールポストに当たったが、松本一徳(かずのり=経1)が拾い、シュート。得点のチャンスを逃さなかった。中盤にタイムが長く止まった後は、相手が勢いある攻撃を見せる。関大は、左右に大きく展開する攻撃を見せるも、シュートまで結びつかず。相手にリードを許してしまった。小田、林がゴールを決めるも試合の流れは相手が手にしたまま。両者ともにタイムアウトを要求し、一歩も譲らない。しかし、前半残り3分で関大が連続3得点。5点あった点差を2点に縮め、勢いを取り戻す。ここで前半が終了した。

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△林
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△小田

逆転し、勝利したいところ。後半開始直後、白井、福島が得点し流れを関大に引き寄せる。松本がゴールとゴールキーパーの間を抜くサイドシュート。チームは盛り上がりを見せた。その後、相手が2連続でシュートを放つも、田中が許さずに止め切る。ここで関大が試合の流れをつかんだ。土岐勇斗(文3)と小田が速攻で攻めネットを揺らすと、相手はたまらずタイムアウトを要求した。タイムアウト後も関大が試合の勢いを握る。白井の連続2得点や中井雄大(商3)が7㍍スローを冷静に決めるなどし得点。林の得点で7点リードになる。この後に相手の退場などもあり、関大はさらに点を重ねた。

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△中井

試合残り10分で10点リードする展開に。白井、林が中心となり攻撃を仕掛けていく。相手も負けじとループシュートなどで点を追加。ここで関大がタイムアウトを要求する。メンバーを大幅に入れ替え、ラスト5分を迎えた。政金咲哉(人3)、鬼頭奏(社安2)のシュートで追加点。この間、相手にゴールを許さない。上田蒼(商3)のポストシュートが決まると試合終了の合図が。関大が8点差で勝利した。

MG_9202-200x133 初戦勝利で福島男ハン始動
△白井

サイドには1年生が起用された今試合。新たな戦力が追加され、挑んだ春季リーグ初戦は8点差で勝利する良いスタートを切った。次戦は、1週間後。京産大と対戦する。昨年の秋リーグでは勝利した相手だが、油断はできない。春季リーグ優勝へ。関大ハンド部の挑戦は始まったばかりだ。【文:村中望乃/写真:滝口結月】

▼福島主将
「(チーム全体はどうだったか)リーグ初戦で、昨年から試合に出場していた選手が少ないことで試合の経験不足がありました。その分思い切ってやろうと話はしてはいたのですが、試合のスタートが浮き足立ってしまいうまくスタートができなかったです。ですが、ハーフタイムでディフェンスのラインを見直し相手のオフェンス対応することができたので早い段階で逆転できて勝ちに繋がったと思います。(試合の課題点は)試合の課題としては、イージーミスが多いのと相手に対応するまでに時間がかかってしまうことです。ミスに関しては、個人の課題として各々が練習して克服していければいいと思います。相手に対応するというところに関しては、試合中の会話を増やしてそこで出た考えをチームで再現できるように組織力を上げていきたいです。(1年の松本選手がスタメンどのような選手か)シュート確率が高いことが持ち味です。シュートテクニックもあるので、もっと活躍していってもらいたいと思っています。(次戦に向けて)浮き足立つことなく試合を進めて確実に勝ち点を獲得していきたいです」

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