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◇2024年度関西大学バレーボール連盟春季リーグ第1日◇対同大◇4月13日◇於・近畿大学記念会館

[第1セット]関大25-21同大
[第2セット]関大26-24同大
[第3セット]関大22-25同大
[第4セット]関大28-30同大
[第5セット]関大15-9同大
[セットカウント]関大3-2同大

安平瑠也主将(商4)率いる新チームとなり、初の公式戦を迎えた関大。初戦は同大と対峙(たいじ)した。序盤はリードされるも流れをつかみ第1セットを先取する。第2セットはデュースとなる接戦を制したが、続くセットでは相手の勢いに負け、試合はフルセットに。勝負の最終セットでは立ち上がりこそつまずくものの、着実に得点を重ねる。このセットを取り切り、初戦を白星で飾った。

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△試合前集まる選手たち

試合は、相手のサーブからスタート。序盤はリードされる展開が続く。今試合がデビュー戦の小山海皇(人1)のスパイクや矢倉龍人(人3)の速攻が決まると勢いに乗り、第1セットを先取した。

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△安平主将

第2セットは接戦となった。関大が得点すると、相手も取り返す両校一歩も譲らぬ攻防戦。最後は安平主将のサーブで相手を乱すと小山が鋭いスパイクを決め、2セットを連取する。

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△中島康介(文3)

第3セットも一進一退の攻防が続く。川内歩人(商2)がスパイクに加え、サービスエースなどチームを鼓舞。しかし、サーブミスや相手のブロックに阻まれこのセットを落とす。

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△川内

続くセットは隅田嵐(社4)のスパイクや安平主将のツーアタックが決まるも、長いラリーを制することができず。デュースの末に、第4セットを落とした。

最終セットでは追う展開だったが、難しいボールを上田冬陽(情1)が広い、小山が決める。この一本から流れをつかみ、最後は4連続得点で勝利した。

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△小山

春季リーグ初戦を白星で飾った関大。これからの活躍から目が離せない。【文:速水咲良/写真:森奈津子】

▼安平主将
「(試合を振り返って)練習でやってきたことをそのまま出そうとチームで話し合っていました。それがしっかりできたので今日の勝利につながったと思います。(チームの雰囲気)とてもよかったです。みんな暗い顔をすることもなく、全力で戦うことができました。この雰囲気を維持したまま次戦からも臨んでいきたいです。(次戦に向けて)次戦の立命大も去年から強く、自分たちより格上の相手になるので挑戦する気持ちを忘れずに頑張りたいです」

▼川内
「(初戦の緊張感はあったか)思ったより緊張はしませんでした。スパイカーとして出場するのは初めてでしたが、緊張してなくて逆に嫌だなと思うくらい緊張していなかったです。(サーブレシーブで狙われていたが、その対策は)僕が連続でサービスエース取られたときに、森歩夢(政策2)が交代でカバーに入ってくれるというのをベンチワークでしてくれました。そこで相手にずっとやられずに我慢できたので、指示がちゃんと通っていて良かったと思います。(スパイクを打つ時に意識していたこと)ブロックが高い相手だったので、下に打ち下ろしてしまうとブロックされてしまうのでしっかりコースを切るということ。それと、強弱をつけて、フェイントもまじえて点数を取ることを意識していました。(2セット連取も、その後フルセットに)最初から3-0で勝てるとは思っていなかったので、フルセットでやるという気持ちを全員持っていました。3セット目を取りきれなかったのはきつかったですが、5セットまでやる気持ちはあったので3セット目を取られても切り替えられたかなと思います。(明日の意気込み)明日は応援団が来てくれます。上位チームとの対戦ですが、関大らしいプレーをして勝ちたいと思います」

▼小山
「(試合を振り返って)高校とは全く違う雰囲気でした。相手のブロックがとても高く、自分の思ったようなプレーができませんでしたが、先輩に支えてもらい頑張ることができました。(大学デビュー戦の緊張感はあったか)緊張は全然していませんでしたが、相手のブロックに負けていました。大学のバレーボールができなかったので、もう少し成長しなければならないと感じました。(試合中意識していたこと)自分が点数を取りにいかないとチームを助けることができないので攻める気持ちでプレーしていました。(次戦に向けて)明日はサーブだけではなく、レシーブやスパイクでも活躍できるようにしたいです」

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