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新人男子ダブルスカルが1位に

新人男子ダブルスカルが1位に

◇第34回加古川レガッタ(関西学生秋季選手権大会)◇11月3日~5日◇加古川市立漕艇センター

[男子シングルスカル]
村上
〈1日目〉
予選C組 4着 9:28.96
敗者復活A組 3着 8:26.64

能登
〈1日目〉
予選F組 3着 8:52.01
敗者復活C組 2着 8:17.36
〈2日目〉
準決勝A組 4着 8:19.89

落合
〈1日目〉
予選E組 2着 8:19.68
敗者復活B組 1着 7:50.01
〈2日目〉
準決勝A組 2着 7:42.77
〈3日目〉
順位決定戦 1着 8:20.40

[女子ダブルスカル]
S:村上
B:細野

〈1日目〉
予選B組 2着 7:58.34
〈2日目〉
敗者復活戦A組 1着 8:15.31
〈3日目〉
決勝 2着 8:09.72

[新人男子ダブルスカル]
S:吉岡
B:島田

〈1日目〉
予選B組 2着 7:24.08
〈2日目〉
敗者復活A組 1着 7:43.12
準決勝B組 1着 7:00.44
〈3日目〉
決勝 1着 7:07.39

[新人女子ダブルスカル]
S:太田
B:戸井田

〈1日目〉
予選C組 1着 8:18.48
〈2日目〉
準決勝A組 3着 8:21.55
〈3日目〉
順位決定戦 1着 8:38.50

[男子舵手付きフォア]

男子舵手付きフォアA
S:川口
2:池内
3:札埜
B:若松
C:藤尾

〈1日目〉
予選D組 1着 6:45.97
〈2日目〉
準決勝B組 1着 6:43.38
〈3日目〉
決勝 2着 6:42.55

男子舵手付きフォアB

S:鳴尾
2:松田
3:田中
B:松山
S:森合

〈1日目〉
予選B組 3着 7:23.79
〈2日目〉
敗者復活戦A組 2着 7:24.18

[新人女子舵手付クォドルプル]
B:宮前
2:早苗
3:足立
S:谷川
C:平田

〈1日目〉
予選A組 2着 7:58.34
〈2日目〉
敗者復活戦 1着 8:26.88

4年生が引退し、池内聡介(法3)主将率いる新漕艇部。11月3日から3日間加古川市立漕艇センターで、第34回加古川ガレッタ(関西学生秋季選手権)に出場した。新人男子ダブルスカルが1位。そのほかの種目でもメダルや入賞となるなど良いスタートを切った。

開幕初日は5種目が行われ、男子シングルスカルには3人の選手が出場した。10月に行われた全日本新人選手権大会でシングルスカルデビューを果たした村上裕次郎(社2)。今大会もシングルスカルに挑戦した。「前大会よりも力を抜いて漕ぐことができたと同時に、力強く漕ぐ回数も格段に増えた」。と振り返る村上。予選はスタートを失敗し、そのまま4着でゴールという展開に。しかし敗復(敗者復活戦)では予選のタイムよりも一分近くタイムをあげゴール。「予選での反省を生かして、敗復では500㍍まで競ったレースをすることができたし、いつもよりもいい漕ぎができてよかった」と振り返る。しかし結果は振るわず準決勝に進むことはできなかった。次戦にむけてこの冬は、増量とトレーニングを重点的に行いでさらなるレベルアップを目指す。同じくシングルスに出場した能登亮(人2)。予選は得意のスタートを失敗し、その上、逆流というコンディションに見舞われ、なかなかレートをあげることができず、思うような漕ぎができず予選は4着でゴール。続く2レース目では1レース目の反省点であったレートの数を意識し、予選と比べて2、3毎増やした。「コンスタントに漕ぐことができたことがよかった」と話す能登。予選の反省点を短い時間の中で改善し、2レース目では大きくタイムを伸ばすことに成功したが、順位は振るわず、準決勝に駒を進めることができなかった。準決勝への切符を手に入れたのは落合善(経3)だ。今回のレースの反省点は体調管理ができていなかったことだと振り返る落合。予選は体が硬く縮こまってしまったもののはじめから競ったレース展開みせた。予選の課題点としては漕ぎが小さかったことをあげ2本目のレースではその点を意識して挑んだ。スタートから飛び出し、ほかの選手をグングンと離していく。周りの選手に圧倒的な差をつけそのまま1着でゴール。見事2日目のシングルスカル準決勝にコマを進めた。

△MX1

男子舵手付きフォアには関大から2組が出場した。関大Aは全員が3年のクルーで構成されたチームなのに対し、関大B は全員が2年で構成されたチームだ。先に出艇したのは関大A チーム。1000㍍の地点でもすでにのほかのチームと差をつけ、見事1着でゴール。後に控える後輩たちに先輩としての威厳を見せつけた。対するBチームは1000㍍の地点で回りに差をつけられその差を縮めることができずにそのままゴール。準決勝に進出することはできなかった。

新人女子ダブルスカルには、太田心菜(文1)と戸井田(社2)が出場。1000㍍の地点ですでにほかのチームと差をつけていたが、そこからさらにスピードを上げて2位にさらに大きな差をつけゴール。準決勝へコマを進めた。

ダブルスカルは練習の成果を生かすレースを展開する。前半に後れを取ってしまうも、後半に巻き返す。しかし、惜しくも2着に終わり、2日目の敗者復活戦に進んだ。

新人女子クォドルプルは5人中4人が1年で構成されたチームで出場。スタートからあまり前のチームとの差を縮めることができず、2着でゴールとなった。

△NW4×+

大会2日目は早朝から霧が濃く、全レース1時間遅れでスタートした。関大の先陣を切ったのは女子ダブルスカル。敗者復活戦A組に挑んだ。1000㍍通過時点で2位と9.52秒の差をつける。その後も2位との差を広げ1着でフィニッシュ。決勝進出を決めた。

続いて関大は新人男子ダブルスカルの敗者復活戦A組に挑んだ。1000㍍地点で、2位との差を大きく離し通過。その後も2位との差が縮まることはなく、1着でゴール。準決勝進出を決めた。午後に行われた準決勝B組。先頭を走る熊大と3.74秒の差の、2位で1000㍍地点を通過する。しかし、関大も追い上げを見せ、レース終盤で先頭に躍り出た。その後は差を広げ、1着でレースをフィニッシュ。決勝へと駒を進めた。

△NM2x

敗者復活戦に挑んだ新人女子舵手つきクォドルブル。1000㍍地点で2位との差を12.35秒と大きく突き放す。レース終盤もペースが落ちることはなく、1着でレースを終え決勝進出を果たした。

△NW4x+

男子舵手つきフォアは敗者復活A組に挑んだ。「隣の鳥取大に先行されると思う。それに食らいついていこう」と森合一樹(社安2)。スタートは全員でタイミングを合わせ、鳥大とも大きく離されることはなく、いい流れでレースを運び出せた。レース中盤もペースが落ちることはなく、目標としたレートより高いレートで中間地点を通過。「レース終盤も全員で声を掛け合いながら、今までのレースの中でも全員のリズムを合わせながら漕ぐことができた」と森合は振り返る。しかし、離された差を縮めることはできず、2着でゴールし、今大会を終えた。

男子シングルスカルの準決勝A組。関大からは能登と落合が出場した。能登は1000㍍を通過時点で、前を走る選手と20.66秒の大きな差を空けてしまう。その差を縮めることはできず、4着でレースを終えた。落合は1000㍍地点を1位で通過。2位との差はわずか0.98秒と僅差で、このまま差を広げたいところだった。しかし、終盤で相手が追い上げを見せ、逆転される。そのままレースは終わり、2着でフィニッシュ。順位決定戦に進出となった。

女子ダブルスカルは、予選の反省点を生かし、前半から前に出て、タイムを出すことを意識する。その結果、1位で通過。最終日の決勝戦に進めた。

新人女子ダブルスカルは準決勝A組に挑んだ。1000㍍地点を3位で通過。前を走る大公大との差は7.18秒と差を空けられる。その後も順位が変わることはなく、3着でレースを終えた。

準決勝B組に挑んだ男子舵手つきフォア。1000㍍地点を関大が1位で通過したものの、その後約7秒の間に全チームが通過する。追い上げによってはどのチームも1位に躍り出ることができる緊迫したレースに。しかし、僅差ではあるものの終盤もペースを崩すことはなく、1位でゴール手前まで漕ぎ続ける。ゴール手前では最後の追い上げでペースが上がり、2位のチームとの差を広げ1着でゴールした。レース終了後には、喜びを爆発させる部員たち。決勝へと駒を進めた。

△M4+

大会最終日には6つの艇が出場した。男子シングルスカルの落合は、スタートで先行することに成功しそのままフィニッシュ。初のシングルスカルで入賞という結果になった。しかし、目指していたのはA決勝。満足はせずさらなる飛躍を誓った。

新人男子ダブルスカルは熊本大との一騎打ちに。最初で相手の前に出て相手の背中を見ながらレースを展開するイメージでレースに挑む。相手に先行されるもすぐに逆転。相手のペースを見ながらレースを終え1位に。代代わり後のレースで良いスタートを切った。

新人女子ダブルスカルは、順位決定戦で必ず1位になる強い気持ちをもってレースに臨んだ。1000㍍地点を1番で通過する。キャッチなどの声掛けをしそのままレースを終え5位入賞になった。

女子ダブルスカルは他の艇を見ながらスタートを切る。その通りにレースを進めることに成功する。1000㍍地点でさらに他艇に近づいた。得意である後半の加速をし、2位でフィニッシュした。

新人女子舵手つきクォドルプルは序盤で後れを取ってしまう。1年生漕手で健闘するも、そのまま巻き返すことはできずにゴール。3着で終えた。

3年生で構成された舵手つきフォア。4月から部を率いる学年として良い結果を残したいところ。1位を目指してレースを開始した。予選などで良いレースを展開していた龍大を最後に追い抜くレースプランで挑む。しかし、追い抜くことはできず。漕手全員で気持ちを合わせ取り組んできた練習の成果を発揮できるようなレースではあったものの、結果は2位。悔しい部分もあるが収穫の多い試合となった。

△M4+

悔しい結果で終わった艇もある中、1位や入賞を獲得し今大会を終えた関大。101代の良いスタートを切った。次の試合までは時間が空くが、冬練で実力をつけていく。【文:写真/村中望乃、岩口奎心、長鴫海莉】

▼村上
「(レースを振り返って)1試合目がスタートでミスっちゃってそこから上げれずそのまま負けちゃったって感じだったんですけど、2試合目はスタートで500㍍まで競れてそこから1500㍍の間で徐々に離されるっていう展開だったんですけど、一試合目の反省店を生かすことができたのと、いつもよりはいい漕ぎができたと思うので、よかったと思います。(レース中の意識)とにかく脱力でリラックスっしてリラックスしてを唱えてました。(前回と比べて成長した点)前よりも圧倒的に力を抜けて焦げたのと力を込めてこぐ回数が倍ぐらいあった気がします。(次戦に向けて)多分半年ぐらいあくと思うんですけど、それまでこの冬の間を増量と、いろんなトレーニングをして格段にレベルアップしたいと思います。」

▼能登
「(レースを振り返って)1レース目はなかなか逆流でレートが出なくて、思うように漕げなくて最下位で終わっちゃったので、2レース目に順流だったこともあって漕ぎ切ることができました。(一本目のレースを踏まえて二本目のレースで意識した点)2本目と1本目でレートの差がかなりあって、2枚3枚あげれて漕げたので、レートの意識は主にしてました。(良かった点と悪かった点)良かった点はコンスタントにコンスタントに最後まで漕げたことで悪かった点はスタートが得意なんですけどスタートが出れなくて思うようなレース展開にできなかったこと。(次戦に向けて)スタートをしっかり出て、コンスタントにコンスタントに、最後まで漕げるようにしたいです。」

▼落合
「(レースを振り返って)今日のレースは予選はちょっと体が硬くて縮こまった風になってしまったんですけど、予選もまあ競ったレースはできたのでそれはよかったです。敗者復活に関してはスタートから離すことができて文句なしというか、問題なしでした。(一本目のレースを踏まえて二本目のレースで意識した点)漕ぎが小さかったので、漕ぎを大きくすることを意識しました。(良かった点と悪かった点)良かった点としては、準決勝に上がれたこと、悪かった点はもうちょっと体調というか体の管理をしてから来るべきでした。(次戦に向けて)出し尽くします。(初のシングルスカル)難しかったんですけど、自分と向き合えて勝負できたのでよかったです。(3日間振り返って)スタートで出れる展開が多かったのでそこはよかった。(入賞の気持ち)入賞ができたのはよかったですけど、A決勝には行けてないのでこれからさらに伸びしろがあるかなっという感じです。(4年生になるが)初心者から始めているので、初心者からでも強くなれるよということを伝えられるように頑張りたいです」

▼吉岡
「(2日間のレース)予選は熊本大に抜かれてしまって負けて、敗者復活で余裕持ったレースができました。昨日の準決勝で熊本大と再びあたって微妙な感じでした。それでも熊本大を最後抜いて自分たちが1位でした。なので、熊本大と一騎打ちという感じでした。(意気込み)冬練が終わると、エイトでの出場になると思うので個人の力を上げて頑張て行きたいなと思います」

▼戸井田
「(レース展開)昨日までの結果で決勝Aに行きたかったので、敗者復活では1位にならないといけないプレッシャーがあった。昨日の反省点であるリラックスして漕ぐという部分を意識して漕いだのと、太田が声をかけてくれたので最後に2人に力が合わさって最後まで逃げ切れた。(全試合からどう改善したか)キャッチのタイミングが合い、レートをだせるようにはなりました。(入賞の気持ち)去年は3位だったので、今年の結果を見ると悔しいです。緊張してしまって焦る部分があったので、練習の時からリラックスして落ち着いて漕いでいけるようになりたい」

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