◇ 令和5年度関西学生バドミントン新人戦大会1日目◇男子シングルスA◇11月3日◇立命館大学いばらきキャンパス◇
【1回戦】
●福井 0(9-21 15-21)2小畑(同大)
○瀬藤 2(21-16 21-8)0山岸(成蹊大)
○立花 2(21-5 21-18)0藤田(甲南大)
○小山 2(21-16 14-21 21-12)1北川(同大)
○砂原 2(21-17 21-15)0松本(成蹊大)
【2回戦】
○瀬藤 2(12-21 21-17 21-14)1水井(龍谷大)
●立花 0(8-21 11-21)2衣川(立命館)
○小山 2(21-16 21-16)0原田(成蹊大)
●砂原 0(15-21 18-21)2高嶋(関学大)
ついに新人戦が開幕。女子ダブルスAに引き続き男子シングルスAが行われた。長丁場にもつれ込む試合も多く見られる。結果小山、瀬藤の2名が3回戦へ駒を進めた。
初めに1回戦に挑んだのは福井颯斗(シス理1)。第1セットは相手のスピードに押され得点を許す。自身のペースをつかめられず、なかなか流れを変えることができないままこのセットを落とした。第2セットは相手のスマッシュに反応できるようになるも、次のショットにつなげることができずに点を落とす。最後はショットをアウトにしてしまい、試合に敗れた。続いて登場した瀬藤智史(政策1)は第1セット序盤、なかなかペースが掴めず連続失点を許す。ヘアピンやプッシュを決め徐々にペースをつかむと、強烈なスマッシュを決め第1セットを獲得した。第2セットは終始主導権を握り、相手に得点を許さず。大差をつけ勝利した。立花隼人(人1)は相手のミスにより序盤にリードする。勢いそのままに得点を重ね、点差を大きく空け第1セットを先取した。第2セットは自身のミスにより相手に点を許し、取っては取られる展開が繰り広げられる。しかしスマッシュなどで積極的に攻め、第2セットをつかみ取った。次に挑んだのは小山志月(文2)。長いラリーが続くことが多くあったが、ライン上を狙ったヘアピンや強烈なスマッシュで点をもぎ取る。ジャンピングスマッシュを決め、第1セットをつかんだ。第2セットは序盤ミスで得点を許すと、相手に前後に動かされさらに失点する。点差を埋められず第2セットを落とした。第3セットはレシーブをしっかり決めたり、クロススマッシュで得点したりなどし、点差を広げる。そのまま逃げ切り打ち勝った。1回戦最後に登場した砂原泰斗(政策2)は第1セット、シーソーゲームを繰り広げた。後半に相手のミスやヘアピンなどで点差をつけ、第1セットをつかむ。第2セットは力強いスマッシュや相手をななめに動かすプレーで得点した。ほとんど相手にリードされることなく勝利する。
2回戦に進んだのは瀬藤、立花、小山、砂原。まず登場したのは瀬藤だ。第1セットは相手に押され、ミスが目立つ。相手のスマッシュに圧倒され得点を許し、このセットを落とした。相手の強いスマッシュで点を奪われるが、ヘアピンや相手の裏をかくショットで得点を重ねリードし、第2セットを奪い取る。第3セットも勢いそのままに得点し、点差を広げた。最後はアウトを見極め、勝利する。立花はスマッシュで2点連続得点した。しかしネットにかけるなどのミスや相手に左右に振られリードを許し、第1セットを落とす。第2セットは果敢に攻めたり、相手のショットを取りに行ったりした。しかし点差を埋めることはできず敗北する。次に登場したのは小山。第1セットは終始小山がリードし危なげなく終える。第2セットも序盤は相手を動かし余裕のあるプレーで点差を広げた。後半はミスが目立ち連続失点するも、終盤に強いスマッシュで相手を圧倒しストレートで勝利する。最後に登場した砂原は相手の強烈なスマッシュに苦戦する。ラリーが続き、取っては取られる展開が繰り広げられた。相手のスマッシュやドロップでリードを許し、第1セットを落とす。第2セットは最後まで諦めずに相手のショットを拾いに行く姿勢が見られた。また相手をななめに動かすプレーで一時リードした。しかしミスや相手に動かされ点を許し敗北する。
今回の試合で3回戦に駒を進めたのは瀬藤、小山の2人だ。来週に行われる3回戦での勝利を目指す。【文:西村果凜/写真:藤井海】
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