◇2023年度関西学生秋季リーグ9日目◇対大経大◇9月30日◇於・関西福祉科学大学
[前半]関大16ー14大経大
[後半」関大12-17大経大
[試合終了]関大28-31大経大
2連敗で迎えた秋リーグ最終戦は大経大と相まみえた。相手の速い戻りからの攻撃に苦戦し、前半は最大4点差をつけられる。しかし、終盤に相手の隙をつき、連続得点。2点リードで後半につないだ。序盤、相手に連続5得点されてしまった。関大は点がなかなか決まらず。逆転を許し、3連敗で秋リーグ終幕となった。
関大ボールで試合開始。しかし、相手に試合のペースを握られてしまった。相手の戻りが早く、関大が点を決めてもすぐに取り返される。パスミスから相手に速攻をされてしまうも、ここはGK田中星矢(人2)がナイスセーブを見せるとベンチは盛り上がりを見せた。相手の固いディフェンスに阻まれる中、中盤には、山田凌裕(経4)、小田航平(人2)を中心に点差を縮め、最大4あった点差を0に。同点になったところで、上3枚が広くコートを使った攻撃で反撃に出る。ディフェンスを突破した、小田のシュートはゴールポストに当たり右サイドの有本晃人(法4)のもとへ。相手のいなかった6㍍ラインに左サイドから上ノ原龍哉(人4)が走り込みシュートを決めた。
その後、相手にレッドカードが出たことで獲得した7㍍スローを山田が、ポストシュートを土岐勇斗(文2)が決め、関大が逆転。前半終了間際に再び有本のパスに反応した上ノ原が走り込み、シュート。2点差をつけ後半に進んだ。
2点差で迎えた後半。関大は点を決め勢いに乗りたいところだが、ゴールネットを揺らすことができない。相手に連続5得点を許し開始5分で再び背中を追う展開になってしまった。ここで流れを変えようと松本大昌主将(文4)、山田が相手ディフェンスを振り切り力強いシュートで得点をする。しかし、関大に2分間の退場が。GKをなくしトリプルポストでのセットプレーを試みるも反対に、エンプティゴールを決められてしまう。ここで相手が再び連続6得点し5点差になってしまう。相手の流れを断ち切りたい関大はたまらずタイムアウトを要求した。
後半残り10分。山田、松本主将が得点を重ね、6あった点差を3まで縮める。ここで相手がタイムアウトを要求した。関大はここから逆転したいところ。応援にもさらに熱が入る。残り7分で相手に2分間の退場が言い渡される。ここで松本主将が7㍍スローやシュートを決めた。しかし、相手にディフェンスを破られ、相手が得点する流れに。羽渕晴一朗(情3)のポストシュート、山田の連続得点でくらいつくもここで試合終了。3点差で敗戦となった。
序盤は白星続きだったが、終盤で3連敗と悔しい終わり方になった秋リーグ。4年生に残された試合は1か月後のインカレのみだ。悔いのないインカレにするために。残りの時間を大切にし、練習を積んでいく。【文/写真:村中望乃】
▼松本主将
「(リーグ全体を振り返って)初戦から自分もチームも調子が上がっていなくて、連戦になるにつれて良くはなっていったんですけど、最後は負けてしまって。悔しいのが1番です。(インカレまでに改善したい部分は)技術は1カ月で大きく変わるのは難しいと思っていて。チームのコミュニケーションをもっとして、ディフェンス力を上げていきたいです。あとはインカレという1つのものに向けて、チームで頑張っていきたいです。(インカレへの気持ちは)優勝という目標は変わらず。そのためには、まず初戦に勝たないと意味がないので。初戦を突破して最終日まで残りたいです」
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