◇2023年度関西学生女子リーグ戦第3戦◇対武庫女大◇9月9日◇関西外国語大学
[第1Q]関大15-39武庫女大
[第2Q]関大22-23武庫女大
[第3Q]関大16-18武庫女大
[第4Q]関大24-20武庫女大
[試合結果]関大77-100武庫女大
リーグの第3戦。昨年敗れた武庫女大と対戦した。第1Q(クオーター)では、相手に24点の大幅リードを許してしまう。第2Q以降の点数では拮抗(きっこう)するも、広げられた点差に追い付けず。終始、相手の高さとリバウンド力に苦戦する試合となり、最終スコアを77-100で試合を終えた。
第1Q、相手が先制点を決めると、そのまま4連続ポイント。序盤から点数を離されてしまう。関大のオフェンス時には、石井花那(文1)が日高さくら(人2)へパスをつなぎ、レイアップシュート。さらに、新島怜侑(社2)がスリーポイントシュートを決める。その後もパスを回してシュートを放つが、なかなか決まらない。相手の堅いディフェンスによりボールを運べず、攻撃のチャンスを失ってしまうことも。そんな苦しい時間にも相手は高さを生かしてポイントを量産。スリーポイントラインの外側から内側へパスし、軽々とシュートを決められてしまう。何とか追い付きたいとろ。日高が3連続でシュートを決め、福井響(政策3)がスリーポイントシュートをリングに沈める。しかし、15―39と大幅にリードされ、第1Qを終えた。
関大ボールで始まった第2Q。少しでも点差を縮めたい関大は、すぐにシュートへと展開するが、決めることができず相手ボールに。ここでも相手の身長を利用したプレーに苦戦した。しかし、大屋結芽(商3)が立て続けに2本のシュートを決める。これで流れをつかんだ関大は、相手の小さなミスを見逃さずにスティールから速攻。相手が素早く戻ってくるが次々にパスを回し、福井がスリーポイントを決める。さらにその後は、松木りん(人2)や石井もスリーポイントを沈めた。そして第2Q終了間際、石井が放ったスリーポイントシュートが決まる。37-62で前半を折り返した。
第3Qは、相手のフリースローでの得点から始まった。関大は日高がリバウンドを制し、福井につなぐ。スリーポイントシュートをしっかり決めた。その後は日高や福井、松木が積極的にゴール下に切り込み、攻撃。しかし、相手も着実に点を重ね、点差は縮まらない。しばらく両者シュートが決まらない場面が続いた。しかし、関大はカットインした松本に、福井が絶妙なパス。かみ合った連携で、得点を挙げた。さらに、大屋がスリーポイントシュートを決める。残り2分で第3Qは、14-16。何とか追い越したい場面だったが、試合は互角の展開を繰り広げた。最後は松木がシュートを決める。27点ビハインドで最終Qを迎えた。
意地を見せたい関大。最終Qは開始からお互いに譲らず、交互に得点を重ねた。関大は日高のシュートや、松木のレイアップシュートで得点。さらに、日高はスリーポイントシュートも決めた。福井が積極的にドライブを仕掛け、シュートを決める。さらに、フリースローを獲得。3点プレーとはならなかったが、相手にプレッシャーをかけた。中盤には大屋がスリーポイントシュートを含め得点。続けて、松木がゴール下から決め切った。関大に流れが傾いたところで、相手はタイムアウトを挟む。試合が再開してからは、福井が躍動。スリーポイントシュートを決め、さらにゴール下に切り込み得点。その際に獲得したフリースローも沈めた。残り1分を切ったところで77-98。相手を100点台に乗せることは阻止したいところ。関大は意地のディフェンスでしっかり守り切った。しかし、最後はパスカットから速攻を許し、惜しくも得点される。試合は77-100で敗北を喫した。
リーグは悔しくも3連敗。明日の4戦目は、人科大との対戦だ。強敵との試合が続くが、まずは1勝を目指し、最善を尽くす。【文/写真:松尾有咲、森奈津子】
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