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◇2023年度第49回西日本大学女子選手権大会◇決勝トーナメント戦◇対京都華頂大・対芦大◇7月7日◇於・広島県立総合体育館

【トーナメント1回戦 対京都華頂大】
[第1セット]関大25―15京都華頂大
[第2セット]関大25―8京都華頂大
[セットカウント]〇関大2―0京都華頂大

【トーナメント2回戦 対芦大】
[第1セット]関大26―24芦大
[第2セット]関大25―17芦大
[セットカウント]〇関大2―0芦大

大会2日目のこの日からは、決勝トーナメントがスタート。1回戦の対京都華頂大戦では幸先良くストレート勝利を収めると、続く2回戦・芦大戦も快勝を収め、ベスト16入りを決めた。

224A9029-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
224A9097-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!

これまでに戦ったことのない京都華頂大との一戦は、児玉光涼主将(文4)のサーブで試合開始。ネット際の攻防から日野美里(人4)が押し込み、先制する。その後も嶺明華(人3)のクロスや日野のサービスエース、川上良江(文3)のブロックなどでリードを広げた。中盤には4連続得点を許したものの、それ以外は関大ペースで試合が進む。土屋美咲(情1)と鮫嶋優香(政策1)、ルーキー2人の鋭いスパイクもチームに追い風を吹かせ、危なげなくセットを先取した。

224A9217-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△日野
224A9070-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△嶺
224A9103-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△土屋

第2セットも関大の勢いは止まらなかった。伊関万絢(まひろ=文2)のアタックで先制すると、4―2から怒涛(どとう)の11連続得点。冨井綾音(人3)のサーブで流れを作り、相手を寄せつけない。林川涼(経4)や前田凪彩(なぎさ=法3)もボールに飛びつき、チャンスを演出。最後は土屋のスパイクで25点目を手にし、2回戦進出を決めた。

224A9194-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△冨井
224A9241-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△林川
224A9232-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△前田

1回戦の勝利から約3時間後、関西2部に所属する芦大と相まみえた。第1セットは拮抗(きっこう)した試合展開が続き、大きく点差が広がらないまま両チーム20点台に到達。先にセットポイントを握られ、1点も譲れない状況で伊関が放ったスパイクは、エンドラインギリギリに突き刺さった。攻めのプレーでデュースに持ち込むと、嶺、日野それぞれのブロックで連続得点。このセットをものにした。

224A0179-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△伊関
224A0140-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△児玉主将

第2セットは3連続失点でスタートしたものの、徐々にテンポを取り戻す。嶺のブロックアウトや内田千晴(人2)のスパイクで得点を重ねていった。6―8の場面、鍋井識里(文4)のサーブからは9連続得点とし、チームの盛り上がりは最高潮に。その後も流れを渡すことなく、最後は相手のサーブミスで試合終了。ベスト16入りを決めた。

224A0153-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△内田
224A0271-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△鍋井
224A0092-300x200 2連勝で、3回戦進出決めた!
△田中結姫(ゆいき=人1)

あすの第1試合では帝塚山大との一戦に挑む。奇しくも昨年、8強を懸けて戦った時と同じ相手だ。昨年、春季リーグ戦では負けてしまっている分、懸ける思いも強い。関大らしい全員バレーで、強敵に立ち向かう。【文/写真:島田采奈】

▽児玉主将
「(3回戦・芦大戦を振り返って)1セット目は危ない展開になってしまったんですが、その中でも前向きな声掛けを後輩からも出してくれて、一歩も引かない気持ちのままいったのが、2セット目に良い形で出ました。点差も離せたし、やりたい攻撃、思い切ったプレーができたのが良かったです。1セット目でのミスは抑えたかった部分ではありますが、競っている展開から勝ち切れたのは大きかったかなと思います。(ここまでの戦いを振り返って)昨日と今日の1戦目は、これまでに戦ったことのないチームで、雰囲気やどのような攻撃をしてくるかも分からない状態でした。なので相手の対策というよりも、良い雰囲気を相手より先に作り切ることを徹底しようと話していました。その面では良い試合だったのではないかなと思います。(あすの帝塚山大戦への意気込み)リーグ戦や練習試合で何度も戦っていて、負け越してしまうことも多かったので、リベンジです。今日の試合であすに向けて気持ちが高まった選手も多いと思います。この勢いを全員でさらに良くして、チーム力で絶対に勝ちたいです」

▽鍋井
「(3回戦・芦大戦を振り返って)1セット目はメンバーチェンジの時に流れを作ることができませんでしたが、コートに入っていた6人が点差がなかなか開かなかったところで点を取り切れていたところが良かったと思います。 1セット目でああいった勝ち方ができたからこそ、点差の開いた試合ができたのかなと思います。(自身のサーブを振り返って)攻めて点を取りに行くサーブも大事だと思うんですが、状況を考えると一か八かのプレーではなく。7割くらいの力でコースにサーブを打ち、相手のスパイカーの枚数を絞ったところに、ブロックとレシーブで切り返して点を取る方が良いのかなと思いました。速さではなくて、狙ったコースに打つことを心掛けました。(あすの帝塚山大戦への意気込み)昨年の西カレで負けた相手なので、しっかりリベンジできるように頑張ります」

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