◇第52回関西学生選手権大会準決勝◇対関学大◇7月5日◇ヨドコウ桜スタジアム◇
【前半】関大0ー1関学大
【後半】関大0ー0関学大
【試合終了】関大0ー1関学大
GK 山田和
DF 川島、谷岡、木邨、吉本
MF 堤、藤﨑、三木仁、菊地
FW 西村真、百田
準々決勝は、今季最多の8得点で総理大臣杯出場を決めた関大。決勝進出を懸けた準決勝は関学大との伝統の一戦となった。試合はキックオフ時から大粒の雨が降りしきる。ボールを思い通りに回せずに時間が経過する中、ビルドアップのミスから失点を喫した。1点を追う展開で後半巻き返しを図るも、得点は奪えず。惜しくも大会連覇とはならず、3位決定戦へと進んだ。
スタメンは4回戦から変更なし。前半からFW百田真登(経4)やMF菊地孔明(人4)がシュートを放ち、相手ゴールに迫った。大雨の影響もあり、両チームともに遠くから積極的にゴールを狙う。
0-0で迎えた26分に試合が動く。自陣深くでボールを奪われるとそのままシュートまで持ち込まれ、失点。関学大に痛恨の先制点を献上してしまう。
まずは同点に追いつきたい関大。前半38分、早い時間帯にDF桑原航太(社1)、MF吉永陸人(商3)を投入する。この2枚替えで攻撃が活性化し、前半終了間際には連続でチャンスを作るが、得点とはならず。1点ビハインドで試合を折り返した。
後半も多くのチャンスを演出した関大。FW西村真祈(法4)、MF堤奏一郎(社4)を中心に相手陣に切り込むが、関学大デフェンスの集中した守りを崩すことができない。
一方の守備陣も失点以降はGK山田和季(社2)のセービング、DF谷岡昌(社4)とDF木邨優人(政策3)の安定した守備対応で追加点は許さない。
終盤まで途中出場のFW大矢瑞樹(情2)とMF古賀楓真(文4)も積極的に相手ゴールに迫ったが、関学大の牙城は崩せず。そのまま、0-1で敗戦。天皇杯での浦和戦以来、今季2度目の無得点で準決勝敗退となった。
かなわぬ夢となった大会連覇。だが、3位決定戦が残されている。対戦相手はリーグ戦で今季初の黒星をつけられた立命大だ。リベンジを果たし、関西3位で夏の全国大会へ駒を進めたい。【文/写真:大森一毅・写真:貴道ふみ】
コメントを送信