◇第46回総合関関戦本戦◇6月4日◇於・関西学院大学総合体育館
[前半]関大9-17関学大
[後半]関大13-17関学大
[試合終了]関大22-34関学大
春季リーグ初戦で敗戦した関学大と、伝統の一戦で再戦した関大ハンドボール部女子。 試合開始後すぐに点差を開かれ、厳しい状況で試合は進む。ポストを3人にするなど、様々なフォーメーションで勝利のために対抗する。後半はサイドシュートを多く決めた。しかし、点差を縮めることはできず、黒星となった。
相手ボールから試合開始。先制点は相手に取られてしまう。石坪彩瑛(社3)、小嶋彩華(商2)がシュートフェイントをかけながらボールを回していく。そのボールを村田七奈子(法4)がポストにパスするが、惜しくもつながらず。攻撃をしても止められる展開が長く続き、相手に5点を入れられてしまう。開始5分が経過したところで関大はタイムアウトを要求した。その後、戎井琴音主将(商4)のサイドシュートが決まり関大に点が入る。小嶋のループシュート、上川華奈(商2)の右サイドシュートが決まり、関大が点を重ねた。中盤には、相手のディフェンスを交わしながら小田真子(法2)が7㍍付近から、石坪が相手の隙を攻め込みシュートを決めるなど、相手ディフェンスの隙を狙う。終盤にポストを3人置くなど得点の機会を狙うも、相手ディフェスに阻まれてしまった。そして相手に連続で点を入れられ、8点差となる。厳しい展開で後半戦に進んだ。
逆転勝利を狙いたいところ。しかし、後半も相手に先に点を入れらてしまう。村田のジャンプシュートが決まるも、しばらく点の動かない時間が続いた。ここで、相手が2分間の退場になり、関大が有利な状態に。フリースローも2度獲得し、村田が冷静に決め切った。小畑穂果(人2)や、村田からパスを受けた石坪がネットを揺らし順調に点を重ねる。しかし、相手も関大と同様に点を重ね10点差となってしまった。
村田がロングシュートを決めると、応援席からは歓声が上がり、ガッツポーズを見せた。 中盤に、関大はタイムアウトを要求。 試合の流れを変えたかったが、この試合の流れをにぎっていたのは相手。 関大が追加点を挙げるも 、連続で点数を入れられてしまう。試合残り5分を切ったところで 戎井主将や小畑がサイドからのシュートを決める。最後まで諦めずに攻め続けたものの、10点差以上つけられ敗戦した。
厳しい展開が続いたが最後まで諦めずに戦った。サイドシュートの成功率が高く、観客から声があがるシュートもあった。また、明るさと仲の良さが取り柄の関大。西カレに向け、明るく練習に励んでいく。【文:村中望乃/写真:村中望乃、森奈津子】
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