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前半1点リードで折り返すも、天理大に惜敗

前半1点リードで折り返すも、天理大に惜敗

◇2023年度関西学生春季リーグ6日目◇対天理大◇5月6日◇於・山城総合運動公園体育館

[前半]関大12-11天理大
[後半]関大11-14天理大
[試合終了]●関大23-25天理大

春季リーグ6戦目は天理大と対戦した。前半は開始直後からリードを広げ、勢いに乗る。しかし、取っては取られての展開で、なかなか点差の開かない互角の状況が続いた。そして、1点差で試合を折り返す。後半は相手の堅いディフェンスを前に、得点できない時間が増えた。その間に着実にシュートを放つ相手を止めきることはできず。2点差で敗北を喫した。

開始早々、石坪彩瑛(社3)が4連続得点を決めた。相手がなかなかシュートを決め切ることができないうちに、主導権を握った。序盤の、取られると同点に追いつかれてしまう場面で、GK池田真心都(法1)が相手の速攻をナイスセーブ。ピンチを救うと、直後には上川華奈(商2)がシュートした際に7㍍スローを獲得した。そして、村田七奈子(法4)が冷静に決める。直後に小嶋彩華(商2)や石坪が連取し、再び点差を広げた。しかし、終盤に相手に3連続得点を許し、1点差で後半を迎える。

△石坪
△池田
△小嶋
△村田
△大西葵(商3)

序盤は両者点の取り合いに。関大は村田が7㍍スローを含め、得点を重ねた。しかし、後半10分ほどのところで、守備の際に2分退場を言い渡されてしまった。その直後に相手に3連取され、逆転を許してしまう。関大はすかさずタイムアウトを要求。明けた後は、村田が高さのあるミドルシュートですぐさま同点に追いついた。しかし、徐々に相手のディフェンスに阻まれ、なかなか得点できない場面が続いた。その間に4連続得点を許し、18-21とここにきてじりじりとリードを広げられてしまう。関大は村田に加え、望月瑚雪(社1)が、相手ディフェンスに当たられながらも振り切って決めた。終盤には上川や信夫麻希(経4)が得点。何とか守り切り点差を縮めたい場面だったが、相手は着実に得点。守り切ることができず、23-25と惜敗した。

△望月
△信夫
△上川
△戎井琴音主将(商4)

残り3分で1点ビハインドと、最後まで勝敗の行方が分からない緊迫試合だった。次戦は翌日、大経大と対戦する。連戦となるが、さらに勢いの増した関大のプレーに注目したい。【文:松尾有咲/写真:木村遥太・松尾有咲】

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