◇2023年度関西学生春季リーグ6日目◇対福科大◇5月6日◇於・山城総合運動公園体育館
[前半]関大19-16福科大
[後半]関大25-15福科大
[試合終了]〇関大44-31福科大
春季リーグ6戦目は福科大と対峙(たいじ)した。前半は開始からいきなりリードを許す展開に。しかし、すぐさま追いつくと、そこからは関大主導で試合が進んだ。後半開始直後から6連取で相手を引き離す。また、中盤にも5連続得点を決めるなど、着実に点を重ね勝利を決定づけた。
試合開始直後から相手が連続得点を決め、主導権を渡してしまう。しかし、有本晃人(法4)が7㍍スローで得点。続けて、松本大昌主将(文4)が中央に切り込みシュートを決めた。すぐさま追いついたものの、守備で2分間退場を出してしまい、この間に相手は3連取。
4ー6と、流れを断ち切りたい場面で、白井祐登(人3)が相手ディフェンスを交わして得点。ここから、松本主将と白井を中心に関大の連取が増える。さらに、相手のルーズボールから有本が速攻を決めた。スコアが12ー9になったところで、相手はたまらずタイムアウトを要求。
タイムアウト明けからも関大の勢いは止まらない。山田凌裕(経4)や上ノ原龍哉(人4)が得点。GK若宮宏希(安全2)のセーブもあり、連続得点で一気にリードを広げた。前半終了間際には、相手に3連取を許す。しかし、前半ラストプレーは、まさかのスカイプレーが炸れつ。松本主将と白井が息の合った連携を見せた。そして、3点リードで試合を折り返す。
後半は関大の得点力が爆発した。池原大貴(社4)と羽渕晴一朗(情3)を中心としたディフェンスから、何度も速攻に持ち込んだ。そして、山田や松本主将が速攻を、羽渕がディフェンスに当たられながらもポストシュートをねじ込むなど、6連続得点。着実にリードを広げた。中盤にも5連取し、37-23と大差をつけた。そして、タイムアウトを要求。
タイムアウト後は、選手を大幅に入れ替える。直後は相手に主導権を握られるも、土岐勇斗(文2)や小田航平(人2)が得点。最後は鬼頭奏(安全1)や住本樹(情2)がシュートを決めた。チームは44-31で勝利し、リーグ6連勝となった。
翌日は大経大と対戦する。連戦とタフな試合日程だが、関大の強さを見せつける。【文:松尾有咲/写真:木村遥太・松尾有咲】
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