◇2023年度関西学生春季リーグ戦1日目◇対同大◇4月9日◇於・関西福祉科学大学
[前半終了]関大17-12同大
[後半終了]関大17-13同大
[試合終了]〇関大34-25同大
ついに春季リーグが開幕。初戦は同大と対峙(たいじ)した。試合開始直後は、両者点の取り合いで形勢は傾かず。しかし、関大が徐々に連続得点を重ね、じりじりとリードを広げていった。後半は、途中で大幅に選手を入れ替え、試合を進めた。中盤には相手の堅い守備に阻まれ、無得点が続く場面も。しかし、ディフェンスから素早い攻守交代で着実に点を獲得していく。そして、34-25と9点差をつけ、初戦を白星で飾った。
関大ボールから始まった前半。いきなり相手に7㍍スローを与えてしまい、先制を許す。しかし直後に、セットプレーから逆サイドの有本晃人(法4)がループシュートを決めた。同点に追いつかれるも、直後に松本大昌(文4)の鋭いミドルシュートや、白井祐登(人3)のロングシュートで引き離した。また、GK若宮宏希(安全2)も相手シュートをナイスセーブ。相手に点を与えない。その後も有本、松本、白井の3人を中心に着実に点を重ねていった。
中盤からは徐々に関大のペースに。6人のディフェンスと、田中星矢(人2)のセーブが連発し、ゴールを守る。その間に連続で得点し、点差をつけた。最後は白井が連続でゴールを決める。そして、5点リードで試合を折り返した。
後半開始直後は、両者が交互に得点を決め戦況は動かず。この間に獲得した7㍍スローを、山田凌裕(経4)がバウンドシュートでしっかり決めた。中盤は関大の攻守が冴え、一挙5連続得点。速攻から池原大貴(社4)、山田が、リバウンドを上ノ原龍哉(人4)が決めた。そしてここで相手はタイムアウトを要求。
タイムアウト明けから、多く選手が交代する。相手の堅い守備と2分間退場から、なかなか点を決めきれない場面も。しかし、羽渕晴一朗(情3)が、相手ディフェンスを振り切った豪快なポストシュートを決めた。その後は小田航平(人2)の連続得点や、山本薫(情4)や田原蓮(人4)が得点。試合を通して逆転されることなく、34-25で初戦白星を手にした。
次戦は翌週の桃学大戦だ。初戦の勢いそのままに勝利し、リーグ優勝に弾みをつける。【文 : 松尾有咲/写真 : 村中望乃】
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