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全大阪、関西フリーに向け弾みつける

全大阪、関西フリーに向け弾みつける

◇第55回全大阪フィギュアスケート選手権大会◇2月11・12日◇於・丸善インテック大阪プールスケート場

[D級女子(初級)]
5位 一岡           

[C級女子]
3位 堀
4位 穂垣

[B級女子]
1位 武野
2位 木谷
3位 芳野
4位 中西

[選手権女子]
1位 木下

今大会には関大からは計9人の選手と、須本光希(政策4)がエキシビションを披露した。

関大で最初に登場したのは一岡沙希(法4)。笑顔でリンクインすると、最初のアクセルジャンプをきれいに着氷させた。中盤には、コンビネーションジャンプや、長いスパイラルを披露。しなやかな動作で柔らかな曲を滑り切った。

△一岡

次にC級女子の演技が行われた。堀真麻(情4)は純白の衣装で登場。冒頭からコンビネーションジャンプを着氷させる。曲のサビでは、からだを大きく使ったスケーティングを披露。『逢いたくていま』という曲で、大きなミスなく滑り切った。

△堀

続いて穂垣舞佳(経2)が演技を披露した。『Some one you loved』の穏やかなピアノに合わせて、優しい動作で滑り出す。中盤には回転の速いスピンを決め、コンビネーションジャンプもきれいに着氷させた。終始しなやかな演技で、優しい曲調に合った演技を披露した。

△穂垣

B級女子は関大勢4人の出場となった。最初に演技したのは中西菜緒(政策4)だ。ムードある曲が流れ出すと、冒頭から3つのジャンプをコンビネーションで決めた。中盤には氷上でダンスを披露。笑顔で会場を盛り上げた。

△中西

続けて武野優季恵(情4)が『Cinderella』を披露。最初のアクセルジャンプは転倒してしまったものの、続くコンビネーションジャンプや、手を挙げて跳ぶタノジャンプなど、ジャンプを次々と決めた。曲が壮大に盛り上がる中盤には、速くて安定したスピンを見せる。全身を使った演技で滑り切った。

△武野

木谷帆花(安全4)は、アップテンポな曲に合わせ、序盤から3つのジャンプをコンビネーションで決めた。曲が変わった後半では、軽快な動作と豊かな表情で曲の世界観を披露。曲の違いを演じ見事演じ分けた。

△木谷

1日目最後に登場したのは芳野未来(化生4)だ。冒頭から高さのあるジャンプを着氷させた。曲のサビでは、全身を使った演技で『Story』を滑った。次々とジャンプを決め、終始丁寧な滑りを披露した。

△芳野
△B級女子の表彰

2日目の選手権女子には、木下咲良(文1)が登場。今シーズン、選手権大会やインカレでも披露してきた『Burlesque』で臨んだ。冒頭からコンビネーションジャンプをきれいに成功させた。序盤からスピードに乗って滑り、今まで以上にキレのある滑りを見せた。

△表彰状を持つ木下

そして今大会の最後には、須本のエキシビションが行われた。会場には「須本光希」のタオルを持った大勢のファンが会場に足を運び、演技を見守った。『海の上のピアニスト』を、リンク全体を使った丁寧で繊細な滑りで披露し、観客を魅了した。

△花束を持つ須本

4年生が多く出場した今大会。B、C、D級女子の4年生は2週間後に行われる関西フリー大会にも出場する予定だ。それぞれの魅力を存分に発揮した、ラスト演技に注目だ。【文:松尾有咲/写真:貴道ふみ】

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