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◇第五十三回明治神宮大会1回戦◇対東農大北海道オホーツク◇11月18日◇明治神宮野球場◇

東農オ 010 000 000=1
関 大 020 002 00X=4

(東)石澤、伊藤、林-高橋
(関)金丸、辰己-有馬

1(中)中井颯
2(三)下井田
3(左)岑
4(一)上神
5(捕)有馬
6(遊)髙田幸
7(三)下井田
8(二)佐藤
9(投)金丸

ついに3年ぶりに関大が神宮に帰ってきた。優勝を目指す関大は初戦、東農大北海道オホーツクと対峙(たいじ)。先発を任された金丸夢斗(文2)は2回に味方の失策も絡み先制点を許すが、直後に2点を取り返す。さらに6回にも追加点を入れ、4-1で初戦を突破した。

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△スタンドの様子

先発・金丸は初回を三者凡退に抑えて完璧な立ち上がりかと思われた。だが、2回に連続安打でピンチを招くと、1死二、三塁から下井田悠人(経1)がファンブルを喫し、先制点を献上する。

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△金丸

その裏、3年ぶりに神宮の打席に立った上神雄三主将(法4)が初球を振り抜き左安打で出塁する。さらに盗塁でチャンスを拡大すると、2死二塁で下井田が適時二塁打。守備でのミスを打撃で返し、同点に追いつく。さらに、続く佐藤慶志朗(経2)が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。

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△上神
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△下井田
-300x200 打線繋がり初戦突破!
△佐藤

1点のリードをもらった金丸は、ピンチもあったものの好投を続けてスコアボードに0を並べていく。次に試合が動いたのは6回。先頭の中井颯良(政策3)が敵失で二塁まで到達すると、2番・三杉彪真(人3)が初球で犠打を決め、三塁に走者を置く。続く岑幸之祐(社3)の打球は二塁手のもとへ転がるも、野選となり3点目を追加する。さらに上神は四球を選び、2死一、二塁から髙田幸汰(商3)に打席が回ると、引っ張った3球目が適時二塁打となり4-1とする。

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△中井颯
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△三杉
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△岑
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△髙田幸

8回、金丸に代わって辰己がマウンドに上がると、安定感のある投球で三者凡退とする。そして最終回。二人連続で三振に斬り、あと一人。だが、3球目のスライダーを詰まりながら安打とされる。それでも続く打者を初球で打ち取り、勝利を手にした。

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△辰己
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△試合終了後の辰己(左)と上神主将

快勝で初戦を突破した関大。次戦は優勝候補・明大との対戦となる。強敵にも臆することなく、関大らしい野球で勝利を目指す。【文:上田紫央里/写真:上田紫央里、石井咲羽、荒川拓輝】

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