◇2022年度関西大学連盟秋季リーグ戦◇対立命大◇9月18日◇立命館大学大阪いばらきキャンパス◇
[第1セット]関大19―25立命大
[第2セット]関大18―25立命大
[第3セット]関大16―25立命大
[セットカウント]●関大0―3立命大
連敗が続いている関大男バレ。何としてでも勝ちたい第4戦目の相手は立命大だ。春リーグ2位の相手にも果敢に攻め続けたが格上はやはり手強く、無念のストレート負けを喫した。


第1セットは先制点を許したものの、安平瑠也(商2)のダイレクトアタックや陰下雄太(情3)のクロススパイクなどでブレイクに成功し、まずまずの出だし。相手もブレイクを重ね、互角の戦いが続いた。岡田大雅(経4)のブロードやノータッチエースで勢いがついたかと思われたが、直後に4連続失点と逆転されてしまう。たまらずタイムアウトを要求し、切り替えを図るも、タイムアウト明けも素早い攻撃や強力なスパイクに押され、失点が重なってしまった。選手交代やリリーフサーバーを使い、現状打破を試みる。しかし、19―25でセットを落としてしまった。


第2セットは序盤から失点し、大差をつけられてしまう。安平や陰下のブロックアウトで反撃し、なんとかブレイク。池田勇太郎主将(法4)の相手の隙をつくツーアタックや、陰下のバックアタックなど多彩な攻撃を披露した。陰下がサービスエースを決めるも、チームは勢いに乗り切れず、終盤でまたも失点。関大のサイドがマークされ、相手ブロックに苦しめられる。陰下が粘りのプレーでブレイクするも、セット奪取とはならなかった。


後がない第3セット。先制からブレイクを許すが、陰下が1点目を獲得すると、岡田や金子玄(人3)も得点する。追う展開が続いたが、川合涼太(人2)が速攻を決め、陰下がバックアタックを決めるなど点を重ねた。乱れたボールを陰下が決め切り、直後の相手の攻撃を金子がブロックしてブレイク。だが、相手も関大コートの隙をうまくつくスパイクで、こちらに主導権を与えてくれない。終盤は硬い守備に翻弄(ほんろう)され、大差でセットを逃す。強豪相手に太刀打ちできず、ストレートで敗北した。



ここまでストレート4連敗の関大男バレ。1次リーグ最終戦こそ負けるわけにはいかない。西カレで敗北した京産大にリベンジを果たす。【文/写真:小西菜夕】
▼池田主将
「下位リーグに行くことが決定したので、今まで良くなかった雰囲気が変わりつつあるのかなと思います。立命大はミスが少なくて、なかなかやりたいことやらせてもらえなかったから、仕方ないですね、強かったです。(4連敗について)キャッチ、トス、スパイク全部が劣っていました。関大の雰囲気に持ち込めていたのが、秋は実力がある方が勝ってしまうので、厳しいです。(チームの調子は)悪くはないけど、完璧ではないという感じです。もう少しできることはあると思うし、それを次から違うバレー、雰囲気でできたらと思います。(次戦に向けて)京産大は西カレで負けた相手なので、リベンジできたらと思います。頑張ります」
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