Loading Now
×

◇2022ムロオ関西大学Aリーグ第1節◇対天理大◇9月18日◇於・花園第2グラウンド

【前半終了】関大5-21
【後半終了】関大5-42
【試合終了】関大10-63

Aリーグとして3年目の秋を迎えた関大ラグビー部。初戦の相手は強敵・天理大。反則や好機をつかみきれない場面が目立ち、開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

IMG_9629-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北

試合は天理大のキックでスタート。序盤は自陣でのプレーが続き、開始5分でトライを許す。ラインアウトからCTB米虫悠輔(法2)らを中心として攻撃の機会を伺うものの、相手の素早いパスに振り回されボールを前に進めることができない。もう一つトライを献上したあと、関大にチャンスが訪れる。敵陣で関大ボールのスクラムからLO中村豪(商1)やHO垣本大斗(政策3)らがパスをつなぐもノットリリースザボールの反則。ボールをハーフウェイライン近くまで戻されてしまった。

再び関大のチャンス。自陣で受け取ったボールをゴールポスト近くのタッチラインに向かってキック。ボールを敵陣に運ぶと、その後のラインアウトからパスをつないでいく。前半20分、WTB澤口飛翔(社3)がトライ。コンバージョンキックは決まらず、反撃は5点にとどまった。

IMG_9805-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北
△WTB澤口
IMG_9824-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北
IMG_9850-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北

後半は関大のキックでスタート。これ以上点差を離されたくない関大は、FB遠藤亮真(経1)が華麗にタックルをかわすなどしてアタックを仕掛けるもなかなかゴールが遠い。反則も絡んで相手に3連続でトライを決められてしまう。後半27分、LO中薗拓海(人3)のパスを受けたPR宮内慶大(人2)がトライ。しかし、SO池澤佑尽(人3)のコンバージョンキックはポストに嫌われここでも5点止まり。その後も2つのトライを許すが、このままでは終われない関大。終盤にゴール際、関大ボールのラインアウトからモールを形成し、ゴールラインに近づくもトライとはならず。このまま試合終了となった。

IMG_0433-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北
△中薗
IMG_0473-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北
△PR宮内
IMG_9854-300x200 リーグ初戦は天理大に敗北
△SO池澤

強敵相手になかなか攻撃の糸口をつかめなかった関大。反則の多さなどの課題を克服し、次節の同大戦に臨む。【文:島田采奈/写真:永松愛】

▽森監督

「立ち上がり、天理大に速いテンポのアタックをされてしまい、オフサイドの反則も多く、フィールド中盤のところで止めきれずに自陣に来て、しっかり決められたなという感じ。後半はオフサイドの部分は修正ができたが、相手の勢いで関大の前に出るディフェンスを上手にアタックされ、失点につながった。選手の体を張るところやディフェンスの部分は見せられたかなと思うが、アタックの部分をもう少し修正するのと、立ち上がりのオフサイドのところも修正していきたい。(初のリーグ戦だった1年生について)中村はセットプレーで貢献してくれた。カウンターのところで遠藤が仕事をしてくれた。細かいところの修正が必要だが、1年生のこの時期にリーグ戦に出場できる力を持っていて、今後の成長にいい刺激になったのではないか。(次節・同大戦に向けて)天理大をターゲットに練習していたので、今からしっかり準備していきたい。今日、来週と2週続く試合のどちらかで必ず勝ち点を取りたいと思っていたので、今日の負けをプラスにして次にぶつけたい」

▽池原主将

「前半の入り、ディフェンスは力強くできたが規律の部分、オフサイドのところで自陣に入り込まれ、そこで失点につながったので、その部分は試合の入りとして悪かった。後半に入ってルーズボールへの反応や、ブレイクダウンの質が天理大のほうが上で、その点ですごく後手後手になってしまい、この点差になってしまったと思う。(1年生がチームに与える影響について)中村や遠藤などフレッシュな選手の活躍は、自分にとっても刺激になるしチームの勢いになっている。(好機を逃す場面が多かったことについて)ルーズボールへの反応やブレイクダウン、2人目のサポートプレーヤーがまだまだ甘かった。そこにつけこまれてチャンスを失う場面があったので、次戦ではそこを改善したい。(次節・同大戦に向けて)この点差をしっかりと受け止め、今日できなかったことを明確にして改善していきたい。同大側も負けられない試合で接戦になると思うがしっかり勝ち切って、残りのリーグ戦につなげられるようやっていきたい」

コメントを送信