◇2020年度関西大学連盟秋季リーグ戦第1日◇対関学大◇10月3日◇
(無観客開催のため、会場は非公開)
[第1セット]関大21-25関学大
[第2セット]関大23-25関学大
[第3セット]関大20-25関学大
[セットカウント]関大0-3関学大
約1年ぶりの公式戦に臨んだ青木男バレ。その初陣は苦汁をなめる結果となった。
第1セット、コートには今春から加入した金子玄(人1)と久保田滉平(情1)に加え、4年生の藤原誉基(人4)が出場するなど、新鮮さが目立つメンバーでのスタートとなった。序盤からエース・南本一成(商3)にボールを集め、得点を狙う。しかし、「実力を出し切れない状態」と青木佑介主将(社4)が振り返ったように、レシーブ面でミスが相次ぐなど、関大の動きは重かった。
第2セットでは序盤、青木のトスから金子、藤原、南本と各アタッカー陣が相手ブロックの隙を狙って得点し、流れを作る。しかし、サーブミスが3本連続で出てしまい相手に逆転されると、終盤、田中伸哉(人4)の相手をはじくスパイクなどで意地を見せたが、連続でセットを落としてしまう。
「2セット目取れなかったところで3セット目もズルズルいってしまった」と青木。相手に連続得点を許し、点差を付けられる。ピンチサーバー古仲将真(人4)の投入で流れを変えたが、最後もミスでストレート負けとなった。
「ここ一本で取り切れなかった」と南本が語ったように開幕戦は要所でミスが重なり、厳しい結果となった。しかし、まだリーグ戦は続く。次戦までに修正を加え、残り6戦「躍進」を果たす。【文/写真:北島大翔】
▼青木主将
「関学大は実力的に拮抗している相手なので、勝ち取りたいなというのはあった。久しぶりの試合ということで、実力を出し切れないという状態。1セット目は特にそれが表れていた。金子はエースで、滉平(久保田)の方はリベロで行くと決めていた。守備とか落ち着いてできていたと思う。無観客というのと、応援禁止ということで、公式戦の気持ち、ムードができていなかった。第2セットは徐々に相手に慣れてきて、最初は流れに乗れた。このセットを取れていたら流れは変わったのかなという感じだった。ミスで相手に流れを渡してしまったということで、これでは勝ちきれない。2セット目取れなかったところで3セット目もズルズルいってしまった。自分たちは勝ち切らないと駄目なところで力を入れなければいけない。もっとチームの中でどうやってムードを作っていくか、勝ち方を追求していきたい」
▼南本
「序盤、こっちのムードが悪かったわけではないが、ミスが多くなってしまってそのままズルズルといった。ずっと相手が一歩リードしている状況で追いつけず。練習試合の時からそんな感じだったのでそこの差を感じた。去年は2年間で完成したチームだったので、そこに比べたら連携はまだまだだと思う。でも、2人の1回生はめちゃくちゃ頑張ってくれてるのは良かったと感じている。僕自身も決定率が悪かったのもあったし、サーブカットの返球率とかここ一本というところが取り切れなかったところが敗因だと思う。つなぎの部分で1部で戦っていくにはまだまだなので、そこを修正していきたい」
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