◇天皇賜盃第91回日学生対校選手権大会2日目◇9月10日◇たけびしスタジアム京都◇
[男子200㍍予選]
濱田澪(法2) 2組4着 21.69
松井健斗(社2) 5組1着 21.06 準決勝進出
[男子800㍍予選]
藤原悠帆(人4) 4組3着 1:50.02 準決勝進出
高梨有仁(経2) 5組1着 1:51.41 準決勝進出
松本駿(社4) 8組1着 1:51.34 準決勝進出
[男子800㍍準決勝]
高梨 1組4着 1:51.91
松本 2組2着 1:50.50 決勝進出
藤原 3組8着 1:58.98
[男子400㍍障害予選]
京竹泰雅(人1) 1組5着 52.29
[男子4×400㍍リレー予選]
関大 1組4着 (山田雄大(経1)、濱田、阪本育(人4)、増田潮音(経3)) 3:13.16
[男子砲丸投決勝]
内海祐樹(人4) 21位 14㍍35
[女子200㍍予選]
井上晴稀(法2) 5組6着 25.50
[女子800㍍予選]
池崎萌絵(商1) 7組5着 2:17.19
[女子400㍍障害予選]
延安美月(商3) 3組5着 1:01.04
[女子4×100㍍リレー予選]
関大 1組6着 (立川加乃(人3)、延安、野川明莉(シス理1)、粟津志帆(人3)) 3:50.35
[女子三段跳決勝]
八田真奈(政策4) 19位 12㍍21
インカレ2日目、関大からはトラック種目に加えフィールド種目にも出場。全国の舞台でも、みんなが自身のパフォーマンスで競技を終える。その中でも2名の選手が予選及び準決勝を勝ち抜き、あすへとつなげた。

最初の競技は200㍍予選だ。女子の部に出場した井上晴は、昨日の100㍍を欠場し200㍍に専念。力強くスタートすると、スピードに乗りカーブを駆ける。直線でも失速せず走り抜けたが、6着フィニッシュとなった。男子の部には2組に濱田、5組に松井が登場。濱田は直線に差し掛かると、横を走る3番手の選手に迫る好走を披露する。惜しくも抜かすことはできず、4着でゴールした。続いてスタートラインに立った松井は号砲と同時に勢いよく飛び出し、カーブの時点で他を圧倒。ホームストレートも疾走し、準決勝進出が決まる1着を確信すると、余裕を見せてゴールラインを切った。



続いて行われたのは800㍍予選。女子は池崎がエントリーしていた。1周目を4番手で通過したが、周りのスパートに徐々に引き離され5着でフィニッシュした。男子の部には3名が出場。4組に登場した藤原は僅差で3着となり、着順での準決勝進出を逃したが、タイム順の+aで拾われる。高梨、松本は組1着でゴールし、出場した全員が準決勝進出を決めた。




400㍍障害予選には、男女1名ずつ出場。延安は5着フィニッシュとなったが、自己ベストに迫る好記録をマークした。男子の部に出場した京竹は、序盤から軽々とハードルを越えていく。5着でレースを終えた。


続く4×400㍍リレー予選は男女ともに奮闘した。1走の立川は終盤でも失速せず好順位で2走の延安へ。オープンレーンに入った時点では4番手につけていたが、1つ順位を上げて野川へバトンをつないだ。野川は順位をキープしたままレースを進め、ラスト50㍍付近でさらに加速。2番手に迫る勢いのままアンカー粟津にバトンが渡る。周りのスパートにのまれてしまうも、最後まで力走した。1組に出場した男子は、1走の山田が伸びのある走りで濱田へバトンを渡すと、4番手を保ったまま3走阪本へ。前を走る3選手とは大きく差が開き、5番手の選手がすぐ後ろに迫る状況。抜かれることなくアンカー増田へバトンを託した。ラスト200㍍あたりからさらに加速し、後ろの選手を引き離すと、3番手に接近する力走。ほぼ同時にゴールラインを切ったが、わずかな差で4着のままとなった。








男子砲丸投決勝には内海がエントリー。2回目で14㍍35を記録したが、3回目は14㍍17と超えることができず、4回目の投てきには進めなかった。女子三段跳決勝に出場したのは八田。1回目はファウルとなるも2回目で12㍍01をマークする。3回目で12㍍21とさらに記録を伸ばしたが、トップ8に残ることはできなかった。


関大勢最後の種目は800㍍決勝。1組に出場した高梨は、最初は後方で出方をうかがい、残り1周で一気にスパートをかける。バックストレートで1位に浮上するも、他選手の追い上げについていくことができず4着でフィニッシュした。2組の松本は、昨年に引き続き決勝進出が期待されていた。1周目を集団最後尾で通過したが、残り300㍍付近で加速する。徐々に順位を上げ2着でゴールすると、笑みを浮かべながら小さくガッツポーズ。着順で決勝進出を決めた。最終3組の藤原も2人と同様、1周目は集団後方でレースを展開。しかし、徐々に離されてしまい8着フィニッシュとなった。





インカレもあすが最終日。関大勢は多くの決勝種目が残っている。高みを目指し、自分の限界を超えていく。【文:小西菜夕/写真:小西菜夕・𠮷村虎太郎】
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