◇令和4年度関西学生秋季リーグ戦第2節◇対京大2回戦◇9月11日◇マイネットスタジアム皇子山◇
関大 000 102 001=4
京大 000 000 000=0
(関)鷲尾、辰己-有馬
(京)徳田、牧野、水口-愛澤
1(中)中井颯
2(右)藤原太
3(遊)髙田幸
4(一)口分田
5(捕)有馬
6(三)下井田
7(左)岑
8(二)佐藤
9(投)鷲尾
春の勝ち点献上から約5カ月。リベンジに燃える関大は初戦で快勝し、何としてでも勝利が欲しい2回戦を迎えた。序盤から安打が出るも、先制が遠い。しかし、4回にようやく得点を奪うと、6回、9回にも追加点。投げては完封リレーで白星を手にし、春のリベンジを果たした。

先攻の関大は初回、藤原太郎(法2)の安打から口分田楓太(人4)の中安打でホームを狙うが、ここは刺殺で先制とはいかない。


先発の鷲尾昂哉(経4)は連続安打を浴びるも、無失点で切り抜け、まずまずの立ち上がり。その後も5回まで京大打線を抑える。

一方の関大打線は、毎回得点圏に走者を置くも、あと一本が出ずにいた。試合が動いたのは4回。下井田悠人(経1)が三塁打で出塁する。続く岑幸之祐(社3)が3球目をきっちり外野まで飛ばして先制点を奪う。


さらに6回、有馬諒(商3)の中安打、下井田の四球、岑の中安打で無死満塁の大チャンス。打席に立った佐藤慶志朗(経2)は、初球を引っ張り追加点をもたらす。さらに、代打・富山雄正(情2)の打席では犠飛から、挟殺の間に走者が還り、3-0とする。



その裏からは辰己晴野(人4)がマウンドへ。四球を与えるも、その後は完璧なピッチングで無安打に抑える。

3点リードの最終回、先頭の中井颯良(政策3)が二塁打で出塁すると、藤原太がきっちり犠打で走者を三塁に進める。打席に立った髙田幸汰(商3)は犠飛でダメ押し追加点をいれる。


その裏には4イニング目の辰己が最後は6つ目となる三振を奪い、三者凡退。関大は完封勝利を収めた。

まず勝ち点を手に入れた関大。春のリベンジを果たしたとともに、好発進となった。「秋の関大」の戦いはまだ始まったばかり。次節の相手の同大は、2年前の秋以降勝ち点を献上してきた相手だ。優勝のため、確実に勝ち点を重ねていく。【文/写真:上田紫央里】
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