◇2025年度関西学生新人大会◇決勝トーナメント準決勝◇対阪南大◇8月24日◇関西大学高槻キャンパス第1グラウンド
【前半】関大2-2阪南大
【後半】関大4-0阪南大
【試合終了】関大6-2阪南大
スターティングメンバー
GK山田光
DF藤谷、古河、山本圭、藤井
MF兎澤、宮川、近藤、黒沢
FW日笠、堀
勝てば全国大会出場が決まる大一番の準決勝は、阪南大が立ちはだかった。前半8分にMF黒沢偲道(人1)が先制点を決めると、同26分にはFW堀颯汰(人2)のゴールで追加点を獲得する。しかし、前半終盤にかけて連続失点を喫し、2-2で試合を折り返した。勝負の後半は関大のゴールラッシュに。後半だけで4得点を奪い、大勝を収めた関大。3年ぶりとなる新人戦での全国大会出場を決めた。
昨年は決勝トーナメントに進むも、2回戦敗退に終わった関西学生新人大会(新人戦)。今年は順調に勝ち上がり、決勝トーナメント準決勝まで駒を進めた。勝てば3年ぶりとなる全国大会出場が懸かった大一番。高槻キャンパスで阪南大と激突した。

序盤から試合を有利に進めると、前半7分にコーナーキック(CK)を獲得。一度はクリアされるも、MF宮川大輝(文2)が再び中央へクロスを上げる。そのこぼれ球を拾ったDF山本圭晋(経1)の落としから、MF黒沢が左足を振り抜きゴールネットを揺らした。幸先良く先制した関大は、その後もチャンスが続く。すると同26分、ロングボールに抜け出したFW日笠蓮康(情2)から、ボールはFW堀の下へ。綺麗な弧を描いたミドルシュートがゴールに突き刺さり、追加点を獲得した。

2点のリードがあった関大だが、終盤にかけてピンチが増えていく。同40分に相手のスローインから逆サイドに展開されると、カットインで中央への侵入を許し失点を喫した。さらに同45+2分には、アーリークロスをファーサイドで合わせられ、同点弾を献上。リードを保てず、同点で試合を折り返した。
勝負の後半は前半と同様に、早い時間帯に試合が動く。同2分、FW日笠のロングシュートが無人のゴールに突き刺さり、勝ち越し弾をもたらした。さらにその2分後には、CKをDF山本圭が頭でそらし、サイドネットを揺らす。後半開始直後の2ゴールで、試合を有利に進める関大。同13分には、MF宮川のボール奪取を起点に複数人で相手を崩し、ペナルティーエリア内に侵入する。FW堀が狭いスペースの中で足元の技術の高さを見せ、相手を翻弄(ほんろう)。最後はフリーのMF黒沢へとボールが渡り、ダイレクトでゴールへと流し込んだ。

後半はあまりピンチがなかったものの、同17分にCKのポジション取りでファールを受け、ペナルティーキック(PK)を献上。しかし、ここはGK山田光真(社2)が立ちはだかった。相手のシュートコースを完全に読み切り、PKストップに成功。このセーブにGK山田光がほえ、仲間たちもGK山田光を讃えた。その後はメンバー交代を含めながら、試合を進めた関大。同44分にフリーキックのこぼれ球を拾ったMF宮川が、ダメ押しの6点目を決める。後半はゴールラッシュとなり、6発大勝で3年ぶりの全国大会出場を決めた。


昨年、おととしはつかめなかった新人戦の全国大会出場。3年ぶりとなる出場を決め、キャプテンマークを巻いたMF宮川は、「ほっとしている」と心境を語った。だが、「関西1位で全国大会に出場することが大事」とMF宮川が語るように、まだ戦いは終わっていない。関西王者として全国大会へ。頂点を懸け、30日の決勝戦に臨む。【文/写真:岩口奎心】
▼MF宮川
「(天候不良による試合中止が続いた)予測ができない状態が来ても、みんな意外と早めに切り替えていた。中止になった次の日に試合だったから、そこに向けて準備ができていたと思う。(前半を振り返って)早めに2得点できて、自分たちの隙をなくそうと言っていたが、どこかで気持ちが緩んでしまっていたから失点してしまったと思う。ハーフタイムの時にしっかり全員で声をかけて、同点になっただけだから全然大丈夫みたいなことを話してて、意外とネガティブにならず、ポジティブに後半に臨めた。(後半を振り返って)後半は自分たちらしさが出た。攻撃的にどんどん前に出ていく姿勢で、関大らしいサッカーができたと思う。(新人戦ではキャプテンマークを巻いている)キャプテンマークを巻いているのでプレーで示すことだったり、試合中の声を切らさないようにすることは意識している。(全国大会出場が決まった)全国が決まってほっとしているが、総理大臣杯がすぐ始まるから、そこに向けて準備していきたい。(これからの意気込み)新人戦だったら関西1位で全国大会に出場することが大事だと思うし、総理大臣杯は優勝を目指してやっていきたい」
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