◇夏季オープン戦◇対大産大◇8月24日◇KAISERS BASEBALL FIELD
大産大 000 000 200=2
関 大 011 201 01X=6
春季リーグ戦5位と悔しい結果に終わった関大野球部。秋こそは頂点へ。『秋の関大』の底力を見せるべく、夏季オープン戦にも熱が入る。秋季リーグ戦開幕まで2週間を切ったこの日は、大産大と対峙(たいじ)した。
初回から四球と安打でピンチを招くが、無失点で切り抜ける。後攻の関大はその裏、1死から金森洸喜(法2)が四球で出塁。続く中村莞爾(安全3)が一塁線を破る二塁打で好機を作る。下井田悠人(はると=経4)も遊撃強襲の安打でつなぐと、1死満塁に。しかし、この場面を山田悠平(商4)、小谷太誠主将(社4)の副将、主将コンビで返すことはできず。三者残塁となった。2回は、2死から川尻大翔(環都2)がバットを折られながらも左前へ運ぶ。さらに盗塁で好機を演出すると、渡邊貫太(経3)が四球で出塁。2死一、二塁とし、金森がフルカウントから中前へはじき返して先制に成功した。

先制直後の守りを無失点に抑えると、3回は先頭の下井田が痛烈な中安打で出塁。続く山田が犠打でチャンスメークし、小村和大(文4)の左安打で2死一、三塁に。次打者の初球で小村が盗塁を仕掛けると、失策絡みで追加点を獲得した。4回は渡邊、金森が連打で1死一、三塁の好機を演出。中村莞は倒れ2死となったものの、下井田が中前へ2点適時打と放つ。4点目を獲得し、序盤から試合の主導権を握った。


山田、下井田を中心に堅い守りで5回までを無失点に抑えると、6回からは二塁手に山路朝大(人1)、左翼手に久保慶太郎(商2)を起用する。裏の攻撃でも樋口雄太(社3)を代打で送るなど、数々の選手が出番を獲得。樋口太は三振に倒れたものの、2死から金森がこの日3本目の安打で出塁する。ここで代走・大塚誠人(情4)が送られると、すかさず盗塁。3度のけん制を受け警戒される中だったが、見事盗塁を成功させ、好機を作る。この場面で打席に立った中村莞がしぶとく中前へはじき返し、5点目を奪い取った。

7回には本塁打と連打で2点を失うも、山路、山田の二遊間が併殺を完成させ、ピンチを切り抜ける。8回には先頭の久保慶が初球を振り抜き、左中間二塁打でチャンスメーク。2死となったものの、大塚が勝負強く左安打を放つと、相手の後逸もあり6点目を奪う。打者走者・大塚も一気に三塁を陥れた。しかし、追加点は奪えず最終回へ。最後は山路が2個のゴロをさばき、6-2で勝利を収めた。

春季リーグ戦では、好機での1本が出なかった関大。だが、今試合では放った適時打が全て2死からと、勝負強さを発揮した。現チームで挑む最後のリーグ戦。小谷世代の集大成を発揮し、悲願の聖地へ。最も長く熱いラストシーズンにしてみせる。【文/写真:櫻田真宙】
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