◇2022年度西日本学生エアピストル競技大会/第33回西日本学生ライフル選手権大会/第30回西日本女子学生ライフル選手権大会◇6月10~12日◇能勢町国体記念スポーツセンター
【試合結果】(能勢町スポーツセンター上での成績)
<個人本戦>
[10㍍AR男子立射60発競技(AR60M)]
1位 松浦悠斗(法1) 616.0
4位 古田純大(情2) 613.4
5位 内原隆之介(商3) 611.4
14位 北川玄(法4) 592.4
16位 水上雄太(経2) 589.4
22位 新蔵叶夢(文3) 575.1
27位 向井辰海(法4) 569.4
32位 木村優世(シス理2) 565.8
37位 前田一希(法2) 561.0
39位 難波圭祐(情2) 559.3
43位 植松大貴(シス理3) 554.9
→松浦、古田、内原ファイナル進出
[10㍍AR女子立射60発競技(AR60W)]
2位 佐々木梨乃(経3) 618.9
3位 旭夏希(経1) 617.5
12位 若川歩希(文3) 605.9
15位 後藤真依(法2) 600.8
18位 高並華鈴(人3) 598.3
23位 田中那海(法2) 588.9
32位 阿部実莉(化生2) 579.7
33位 樋口彩希(文3) 579.2
→佐々木、旭ファイナル進出
[10㍍AP男女立射60発競技(AP60M)]
4位 角江勝貴(シス理3) 533
→角江ファイナル進出
[10㍍AP男女立射60発競技(AP60W)]
3位 成山奈々子(経3) 534
5位 宮﨑環(安全4)499
→成山ファイナル進出
[10㍍BP男子立射60発競技(BP60M)]
5位 角江 524
7位 上田剛(社2) 519
→角江、上田ファイナル進出
[50㍍ライフル男子3姿勢60発競技(FR3×20M)]
5位 北川 540
→ファイナル進出
[50㍍ライフル女子3姿勢60発競技(FR3×20W)]
7位 佐々木 569
12位 後藤 529
→佐々木ファイナル進出
[50㍍SB男女伏射60発競技]
3位 北川 592.9
<個人ファイナル>
[AR60Mファイナル]
優勝 古田 244.4
2位 内原 240.9
7位 松浦 135.3
[AR60Wファイナル]
4位 旭 203.3
5位 佐々木 182.3
[AP60MWファイナル]
6位 成山 140.4
8位 角江 103.6
[BP60Mファイナル]
4位 角江 182.3
5位 上田 161.1
[FR3×20Mファイナル]
5位 北川 381.5
[FR3×20Wファイナル]
3位 佐々木 426.8
<団体>
[10㍍AR立射60発競技男子団体]
1位 内原、古田、松浦 1840.8
[10㍍AR立射60発競技女子団体]
2位 佐々木、後藤、旭 1837.2
[10㍍AP立射60発競技女子団体]
2位 宮﨑、成山 1033.0
新型コロナの影響で分散開催となった今大会。 能勢町スポーツセンターには関西、一部の四国の大学が集い、競技が行われた。









代表3名の合計得点で競う団体戦。メンバーの古田、内原、松浦はAR60男子団体で2位の強敵・同大(1822.3点)を大きく引き離し、優勝を果たした。「自分が良い得点を出せば、団体もいい成績になる」と古田。信頼し合い、心強いメンバーに囲まれたことが、自分の射撃に集中し、団体1位という華やかな結果につながった。
佐々木、後藤、旭で組まれたAR60女子団体は2位に輝く。今年度の春季大会の団体記録(1832.8点)を更新し、短期間での躍進を見せた。本戦を同じ射場で撃った旭と佐々木は競技終了後、「2人ともいい感じだね」(旭)と笑顔で話した。

また、個人成績の上位8名によるファイナル(エキシビジョン)が各種目で行われた。強者がそろい、競い合うファイナルは会場を沸かせた。
AR60Mファイナルには3人が出場。5ショット第1シリーズを5位とした古田は第2シリーズで1位に躍り出る。勢いに乗ったままシングルショットでも第1シリーズで最高得点を。第2、3シリーズでは10.7点の記録で1位をキープする。そのまま優勝を飾った。

5ショット第1シリーズを1位で通過した内原はその後のシングルショット第4シリーズ2発目を10.9点、第5シリーズでも10.5点の最高得点をマーク。シングルショット第6シリーズ1発目終了時点で2位とするが、3位との差はわずか0.3点。油断できず緊迫した空気が会場に流れる中、2発目は10.8点。このシリーズの最高得点をたたき出し、この瞬間、AR60Mファイナルでの関大ワンツーフィニッシュが確定した。

本戦を1位で通過した松浦は5ショット第1シリーズの1、3発目を6、7点とする。続くシングルショット第2シリーズでは中心に当てることができず、首を傾げる様子が多くあった。そのまま修正することができず、7位に終わった。

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春季大会のAR60Wで優勝を果たし、今大会の本戦を3位で通過したルーキー・旭。 AR60Wファイナル5ショットを2位で通過する。シングルショット第2シリーズまで1、2位の選手は同点。熾烈(しれつ)な戦いを見せる中、平均して10点台と好成績をマークする。しかし、シングルショット第2シリーズ2発目、第5シリーズ1発目に9点台とし、スコアを落とす。上位が10点台を記録し続けた影響もあり、この9点台とした2発が結果に大きく響き、4位となった。

本戦を2位で通過した佐々木。SB3×20Wファイナル に続き、AR60Wファイナルにも出場した。5ショットを4位で通過するが、シングルショットでは3発が9点台。旭と同じく10点台が当たり前となった今種目でこの9点台は痛かった。5位という結果で幕を閉じる。

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AP60MWファイナルの試射でばらつきがあった成山。5ショットで修正をし、5ショット第1シリーズ終了時点で4位とする。シングルショットでも順位を落とすことなく、4位という結果に終わった。

角江は5ショットから全体的に的の中心から下に反れる。終始軌道を修正することがなかなかできない。シングルショット第1シリーズでは的の中心近くを射抜き、10点台を記録するも8位に終わった。

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AR60MWファイナルの他にも多くの選手が各種目のファイナルに出場した。今大会は各支部ごとの開催であるため、ファイナルの結果は公式記録として残らない。しかし、本戦での記録の上位8名しか出場することができない各種目ファイナルは、選手にとって大きな刺激となったに違いない。
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「多くの選手が春季大会の結果を維持、または、それ以上の結果を残せたと思う」と3日間を振り返る北川主将。課題が多く残った春季大会と比べ、手ごたえのある大会となった。3カ月後の9月には秋季大会がひかえている。チームと個人のさらなる記録更新に向け、練習に励む。AR60Mファイナルで見た景色をもう一度見るために。【文/写真:島田桜介】
▼北川主将
「(今大会を終えて)団体メンバーの多くが80%以上の実力が出せたのではないかと思います。その結果、男子が団体優勝、女子が2位という結果になったのでよかったです。(AR60Mファイナルを見て)自分は審判をしていたのですが、1位の古田や2位の内原は練習通りの感じだったのかなと思います。逆に7位だった松浦は、始めから表情も固かったですし、緊張があったのかなと思いました。普段の練習ではそんなことはないので。(今後に向けて)秋の大会まで、テスト期間も含めると実質2カ月ぐらい練習期間がありますが、秋の大会でいい結果が残せるように、夏休みの練習をまた一歩一歩行い、チームで力を合わせて頑張りたいと思います」
▼旭
「(AR60Wファイナルで)練習通りの気持ちでファイナルに臨むことができましたが、周りの人の点数が10.8点や10.9点を出していることを聞いて、自分のスコアがあまり出てないなと思いました。最後の残り2発(シングルショット5シリーズ終了時点)の時は次のシリーズで順位が決まるので、10点台出さないと残れないなというプレッシャーは少し感じました。そのプレッシャーで9点が出てしまったのだと思います。(AR60女子団体で心がけたこと)1番下級生だったので、先輩方にも迷惑をかけないように。できるだけベストな記録が出せればいいなと思って撃ちました。(今後について)大学に来てからまだ620点を超えてなくて、とりあえず自己ベストを出したい。大会の本戦(AR60W)で1位を取れるように頑張りたいと思います」
▼松浦
「(AR60Mを1位で通過したことについて)結果的に見たらすごいことだと思うんですけど、点数を見るとそれほど良くない。自分的にはもっといいスコアを出せたと思うので、満足いく結果ではなかったと思います。(AR60Mファイナルで) 自分の本来の力を出し切れなかった。技術的な所もありますが、やっぱりメンタル面が大きく影響したと思います。ファイナルに出場するということにもプレッシャーを感じ、メンタルコントロールができてないと思いました。( AR60Mファイナルで古田と内原が1、2位を決めた時)やはり、先輩方がすごいと思いましたし、古田先輩は高校からの先輩なので悔しいと思いました。(今後に向けて)次の大会(秋季大会)では本戦1位は当たり前。625点以上を出してファイナルに進んで、そのファイナルでも1位を取れるように頑張ります」
▼古田
「(AR60Mファイナル)最初の5発(5ショット第1シリーズ)があまり自分の中でうまくいかなくて、次の5発で調節でき、最後の2発で自分の実力を出せたので良かったと思います。(5ショットで)5位から1位になることはあまり無いと思いますが、周りの人が固まっていたということと、自分も緊張してましたが、無意識でやってたことを少し意識化(構え方といった一個一個の要点)したことが得点につながったのだと思います。(AR60Mファイナルで関大が1、2位となった瞬間)3位の関学大の選手と内原さんが争っていたと思うんですけど、内原さんが10.8点という得点を打った時はすごいと思いました。自分自身もその1発(シングルショット第6シリーズ2発目)は負けました。関大が1、2位と決まってうれしい気持ちもありましたが、負けたくないという気持ちも出てきて、自分の気持ち的にも盛り上がり、もう1回しっかりしなきゃというところはありました。(今後に向けて)本戦では不甲斐ない結果に終わったので、まずは本戦の結果をしっかり出せるように練習していきたい。秋季大会でも関大が団体そして個人でも優勝できるようように頑張りたいと思います」
▼内原
「(AR60Mファイナル)久々にすごく緊張しました。試合にファイナルがあったのが、久しぶりだったので、それもあって緊張したのだと思います。(シングルショット第6シリーズ1発目終了時点3位との差について)アナウンスを聞いて0.3点差と知りましたが、その時は全然外す気がしなくて。これは行けるという確信しか無かった。雰囲気的に強者みたいなところがあったので、逆に緊張はせず、わくわくしてました。(今後に向けて)3ヶ月(秋季大会まで)というのはあっという間だと思うので、そこに向けて調整していきながら、自分のベストを尽くせるようにまた練習に励んでいきます」
▼佐々木
「(2日目FR3×20Wファイナルを終えて)いつもは周りを気にしてしまうですけど気にせずに自分の射撃に集中できたのでよかったです。ファイナルはいつもなら緊張してしまうんですけど、みんなにも応援されて緊張しませんでした。後ろ(射場)に仲のいい同期や後輩がいてくれたから、平常心が保てたのかと思います。(AR60Wファイナルに向けて)本戦では2位で通過して、ファイナルで2位を維持することは難しいかもしれないけど、なるべく自分の射撃がFRみたいに撃てればと思います」
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