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令和3年度関西六大学連盟秋季リーグ第2節◇対立命大1回戦◇9月16日◇南港中央野球場◇

関大000 000 00=0

立命006 000 01x=7

(関)山下、岐部、長谷川、山本倖―谷村

(立)土居―吉本

1(指)林
2(右)吉田
3(遊)今井
4(一)永田
5(捕)谷村
6(三)日高
7(左)諸木
8(中)加藤
9(二)藤澤

第1節の神戸大戦で2連続でのコールド勝ちを収めた関大準硬式野球部。そのままの勢いで立命大戦も勝利をつかみたいところだったが、結果はまさかのコールド負け。安打も一つにとどまり、悔し涙を呑んだ。

先攻・関大の攻撃は3人で抑えられてしまうが、その裏に山下皓司(化生2)が2者連続で三振を奪う。その後、四球と安打から一、三塁のピンチを招くも、続く打者を三振に抑えた。

-1-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△山下

まずは攻撃でリズムを作りたい関大だが、永田夏樹主将(人3)がセカンドへの飛球、続く谷村駿也(人3)と日高涼汰(経1)が遊ゴロで完璧に抑えられる。3回にも相手投手を攻略することはできず、一巡目は9人全員が出塁を逃した。そしてその裏、先頭打者を一飛に打ち取るが、続く打者に四球を与えてしまう。そこから5連続安打や、フィルダースチョイスなどもあり、この回で一気に6点を失う。急きょ登板した岐部大凱(社1)が満塁の場面から2つのアウトを奪うが、序盤の展開で劣勢を強いられてしまった。

-1-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△永田
-2-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△谷村
-2-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△日高
-1-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△岐部

なんとか反撃の糸口をつかみたいところだが、安打はおろか、7回までで出塁したのは死球を受けた日高の1回のみ。相手投手の圧倒的な力を攻略することができないでいた。だが、それに対して関大リリーフ投手が奮闘。3回から登板した岐部は、安打を重ねさせず安定したピッチングで相手打線を抑える。7回には、長谷川綜大(政策3)が先頭打者に安打を許すもその後を3人で断ち切る好投を見せた。

-1-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△長谷川

8回、1死の場面で日高が四球を選び出塁すると、続く諸木大高(社3)が待望の左前への安打を放つ。関大としてこの日初ヒットでチャンスを作った。1死一、二塁となり得点が期待される状況となったが、加藤陽也(人2)と代打・西本有希(情3)は諸木に続けず、得点を挙げることはできなかった。そしてその裏、この回にマウンドに上がった山本倖輝(安全2)は先頭打者を二飛に打ち取るが、続く打者に安打を放たれてしまい、失策の間に一気にホームへ帰られ追加点を許す。この時点でコールドゲームが成立。悔しい敗戦となった。

-1-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△諸木
-2-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△加藤
-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△西本
-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む
△山本倖
224A9907-コピー-300x200 計1安打でまさかのコールド負け。明日こそは勝利掴む

「力負けという表現は良くないけど、相手のピッチャーが上で、それを攻略できなかったことが今日の敗因」と永田主将。だが、今回の敗戦で課題も浮き彫りとなり、さらなる成長の機会を生んだ。明日こそはこの雪辱を果たし、勝利をつかみ取る。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・荒川拓輝・小西菜夕】

▼永田主将
「力負けという表現は良くないけど、相手のピッチャーが上で、それを攻略できなかったことが今日の敗因。8回までヒットが出ないようでは戦略も立てられないし、出ている自分も含めてだけど、工夫がなかった。山下は入りで無駄なフォアボールが多いことが課題になっている。ランナーなしのときにフォアボールが多くて、一本の長打でチャンスメイクされた。次節までに修正してほしい。(リリーフの投手について)岐部は満塁の場面で三振と、次のバッターも切ってくれた。4イニング投げてくれたので明日は分からないけど、これからに期待が持てる。長谷川もサインミスはあったけど、0点で切ってくれて、今日の唯一の収穫かなと思う。僅差で負けようがコールドで負けようが、変わらないのでまずは明日勝てるように準備しようと話した。(明日に向けて)まずは守備からリズムを作れるように、こっちは先頭バッターを出せるように頑張る」

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