ラグビー部期待のルーキー立石和馬(人1)。BK(バックス)であれば、ほとんどのポジションを守ることができる万能な選手だ。
ラグビーを始めたのは、小学2年生。友人に誘われたのがきっかけだ。大学入学後の春季リーグでは、主に守備の最後の砦(とりで)であるFB(フルバック)で出場した。大学ラグビーでは、フィジカルの大きさや強さの違いを肌で感じ、プレーの精度を上げることが課題と振り返る。

(本人提供)
得意なプレーはタックルを受けながらパスを行うオフロードパス。器用に複数のポジションをこなすことが出来る立石だが、特に好きなポジションはSO(スタンドオフ)だという。司令塔のポジションで自分がゲームを動かす感覚を味わいたいと胸を膨らませている。そのためには、さらなる技術の向上とコミュニケーション力を磨く必要があると自己分析した。
ラグビーの魅力は、どんな個性を持った選手でもプレーでき、多様性を生かせる団体競技だと語る。そんなラグビーを心から楽しむ立石。チームメイトから、試合中はいつも笑顔といわれるそうだ。

(本人提供)
目標は、ラグビー部の中でひときわ輝きを放つ選手になること。また、選手権大会の舞台でプレーすることだ。
将来は、プロラグビー選手になることを目指している。体づくりのために寮生活では自炊を始めた。
九州の名門校出身の立石。これからの活躍が関大ラグビー部に勝利を引き寄せるファクターとなる。【永松愛】
◇立石和馬(たていし・かずま)
2002年(平14)4月2日生まれ、東福岡高出身。175㌢、85㌔。得意料理は親子丼。
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