◇令和３年関西学生秋季リーグ戦第２節◇対大阪成蹊大◇９月５日◇和歌山ビッグウェーブ◇

［Ｓ１］〇仲井２（21―13 21―13）０高田
［Ｓ２］●福井０（13―21 16―21）２遠藤
［Ｄ１］○佐藤・仲井２（21―10 19―21 21―７）０竹澤・熊野
［Ｄ２］○宮本有・篠原２（21―11 21―13）０遠藤・竹内
［Ｓ３］●宮本亜０（14―21 15―21）０熊野

○関大３－２大阪成蹊大

前節は２敗からの３連勝で逆転勝利を収めた女子バドミントン部。オーダーを変え、挑んだ第２節は、安定した展開を繰り広げ４戦目までで勝利を決めた。

S１の仲井杏花里（人３）はフェイントも織り交ぜつつ優勢をキープしたまま第１ゲームを先取。第２ゲームの序盤こそ互角の展開となるが、驚異の７連続ポイントで一気に差を広げる。危なげなく１勝目を挙げた。

S２には福井楓菜（シス理２）が登場。相手のコースを狙ったショットに苦戦し第１ゲームを落とすが、次のゲームで序盤をリードする意地を見せる。スマッシュも決まり出し、このまま押し切れるかと思われたが、終盤で相手に流れを取り戻されてしまう。返球がネットにかかるショットも増え、ストレート負けを喫した。

D１には前節快勝を収めた佐藤鈴奈（人４）・仲井組が出場した。２人が果敢に攻め立てる展開で第１ゲームを先取するが、相手も意地を見せ、強い打球で応戦。うまく得点を重ねられ、ゲームを落としてしまった。だが、第３ゲームは２人が自分たちのプレーを遺憾なく発揮し相手を寄せ付けない。順調に得点を重ね、最後は仲井のスマッシュで勝利をつかんだ。

ここで白星を挙げればチームの勝利が決まるD２。宮本有紗（政策３）・篠原七緒（商１）組は、篠原のスマッシュを軸に、相手にペースを渡さない展開を見せる。落ち着いた試合運びを見せ第１ゲームを先取した。そして、第２ゲームでもその勢いは止まらず。宮本有のスマッシュも決まり出し、ストレート勝ちでチームの勝利も決めた。

S３には、宮本亜湖（政策２）が登場した。際どいコースにスマッシュを決めるプレーを見せ、そのまま得点を積み重ねたいところだったが、相手選手のコースを狙うショットに苦戦。アウトも重なり、第１・２ゲームともに流れをつかみきることができずストレート負けを喫した。

リーグ戦を開幕から２連勝。好調がうかがえる試合結果に今後の期待も高まる。残す試合もチーム一丸となって戦い抜く。【文・写真：宮本晃希】