◇令和３年関西学生秋季リーグ戦第３節◇対大阪産業大◇９月６日◇橋本体育館◇

［Ｓ１］○佐藤２（22―９ 21―５）０原村
［Ｓ２］○仲井２（21―18 21―12 ）０鈴木
［Ｄ１］○宮本有・篠原２（21―12 21―12）０長手・藤井
［Ｄ２］○有尾・間島２（21―12 21―19）０鈴木・曽根
［Ｓ３］○森脇２（21―11 21―11）０立花

○関大５－０大阪産業大

秋季リーグでは負け知らずの女子バドミントン部。３日目の大阪産業大との戦いは全勝し、２部優勝に大手をかけた。

S１に登場したのは佐藤鈴奈（人４）だ。序盤から相手を左右に揺さぶり自分のペースに持ち込む。相手が攻撃をする隙を作らず２ゲームともに10点以上の差をつけストレート勝ち。初戦から好調なスタートを切った。S２の仲井杏花里（人３）は秋季リーグではシングルスでもダブルスでも負けなしだ。第１ゲーム、相手に４点ビハインドを許すもネット前に球を落とすなど相手の取れないコースを狙うショットを放ち17点目で同点に追いつく。その流れのまま押し切り第１ゲームを取る。第２ゲームでは第１ゲームの流れのまま５点連続で先制点を奪う。そこから相手を左右に動かし最後はスマッシュで決め相手に大差をつけ勝利した。

勝敗が決まる大事な局面を任されたのは宮本有紗（政策３）・篠原七緒（商１）組だ。このペアはインカレ出場も決定している。篠原のプッシュや宮本有がスマッシュで相手を崩し、その隙を篠原の強烈なスマッシュでつくなど抜群のコンビネーションで危なげなく勝利。関大はこの時点で３勝を上げ、大産大に勝利した。

勝利が決まった後に登場したのは間島瑠花（文３）・有尾明香（人３）組だ。第１ゲーム、有尾のスマッシュが冴え渡り、リードを許さずこのゲームを取る。しかし、２ゲーム目は相手も負けじとスマッシュを放ちなかなか得点を取らせず、終盤では１点取ると１点取られるシーソーゲームとなる。だが、最後は有尾の攻撃で２点先取。D２でも勝利を収めた。

S３、最後に登場したのは森脇瑠莉（政策４）だ。ここを勝てば全勝という大一番、プレッシャーがかかった。しかしそのプレッシャーを物ともせず、コート端のショットを何度も決める。時にはネットすれすれに球を落とすヘアピンショットを決め歓声が響く場面もあった。そのまま相手に追いつかれず２ゲームとも21ー11と快勝を収めた。

秋季リーグ３日目で全勝を収めた女子バドミントン部。３連続勝利を収め、あと２勝で２部優勝となる。明日はそこに向けての大事な一戦。このペースで明日の試合も白星を上げる。【文・写真：中山秋桜津】