◇2021年度関西学生選手権◇8月3〜6日◇アートレイクゴルフ倶楽部(7156ヤード、パー72)
【最終結果】
12位タイ 真鍋 69 70 71 76 計286
28位タイ 釣浦 77 71 71 76 計295
39位タイ ニコラス 73 74 75 76 計298
39位タイ 山形 70 74 71 83 計298
53位 森継 74 77 75 84 計310
61位タイ 河合 71 82 計153
75位タイ 岡山 82 74 計156
春に1部リーグに昇格した関大ゴルフ部。勢いそのままに7名が出場し、初出場の真鍋和馬(文1)は日本学生選手権への切符を手に入れた。

第1ラウンド(R)は雨に見舞われたが各選手は無事に18ホールを回りきった。3名がアンダーで回り、幸先の良いスタートを切る。


炎天下で行われた第2R。この日1番にスタートした岡山友哉(文4)は、前日から大きくスコアを伸ばす大健闘を見せる。18位で第1Rを回った河合慈英(経2)はティーショットの調子が上がらず、罰打を受けてしまう。2人は惜しくもここで敗退。


参加者が60人まで減った第3R。この日の結果では真鍋が6位、山形吏輝(社2)が16位と日本学生選手権出場資格を得られる26位以内に入り、快挙に大きく近付いた。


迎えた最終Rは疲れも見え、思うような結果が出ない。釣浦郁真(人2)はこの日4オーバーでホールアウトし、初日の58位から大きく順位を伸ばして28位でフィニッシュと大健闘。しかし惜しくも日本学生選手権まで一歩及ばなかった。

最終順位により1年生の真鍋が見事に日本学生選手権への出場が決定。一方で、ほとんどがスコアを落とす悔しい結果となった。しかし、今大会では下級生が大活躍。秋に迎える1部リーグでの活躍を期待せずにはいられない。【文:上田紫央里/写真:上田紫央里・牧野文音】

▼森継主将
「(4日間を振り返って)最後まで通過することが出来て、戦えたことは良かったと思います。ただ、思うような結果は出なかったので、まだまだ詰めが甘いなと思いました。(良かったところは)最初から最後まで思い切ってプレーしようと思っていたので、ひるんだり臆することなく、どんな人と回ってもどんな結果でも最後まで自分のプレーが出来たことは良かったことだと思います。(課題は)たくさんあるんですけど、とりあえずは精神的に自分で自分を追い込みすぎてしまって、もっとのびのびプレー出来たところはあっただろうなというところと、あともう一つは減らせる一打がもっとあったので、それを減らしていこうと思います。4日間通してやることは少ないので、やってみて徐々に体の疲労などの小さいところからずれてきて、それに気付かずにずるずる悪い方にいってしまったところがあったので、長期間を通して練習するという経験も大事だと思いました。(次の試合に向けて)今回の個人戦でも通ったのが1年生の真鍋だけで、全員がここを通るためにメンバーとしてでて練習して頑張っていたので、悔しい結果ではあります。けど自分は最後の一年でもあるので、リーグ戦でも個人戦でも失うものはもう何も無いと思うので、思い切って最後までいい意味で攻めたり守ったりして、試合でいいパフォーマンスをするだけなんで、気負わずに自分のプレーを最後までしたいなと思います。最後まで結果を求め続けられればいいなと思います」
▼岡山
「最後の関西学生だったので後悔の無いように練習を重ねてきました。初日は結果が出ませんでしたが、2日目はいいゴルフができて良かったです。後悔の無いゴルフができて良かったです」
▼ニコラス
「この試合に向けて、1ヶ月くらい色々練習や調整をしてきました。ショットの面では、特にドライバーやユーティリティは調子が良くて、ティーショットでのミスは少なかったですが、スコアが出なかった原因はアプローチとパッティングの面です。4日間の平均パットは約33パットでした。これを20台で抑えられたら余裕で通るはずだと思いますし、セカンドが乗らなくてもパーで上がればスコアも抑えられます。今回の結果は、あまり落ち込まずに、次の試合に向けて頑張りたいと思います」
▼釣浦
「初日で出遅れてしまいましたが、2日目と3日目でアンダーで回ることができ、予選通過が見える位置で最終日を迎えることができたことが今回の試合での良かった点でした」
▼山形
「今年の目標としても掲げていた日本学生出場を胸に今回の試合に臨みました。ショットの調子が良くパーオン率が高かったのと、ティーショットがある程度狙ったところにいったのが今回の試合での良かった点でした」
▼真鍋
「(4日間を振り返って) 自分は2日目までは安定したいいプレーが出来ていたのですが、3日目になってからショット、パター共に少し荒れ出してきました。その中で、2番からボギー、バーディー、ボギー、バーディー、ボギー、バーディーと崩れずにバウンスバックを繰り返せました。結局3日目も伸ばすことができ、調子が悪い中最終日を前にスコアの面で余裕を持つことができたことが良い点でした。 最終日で4オーバーと崩れてしまったので、そこはもう一度メンタル面の強化をしていかないといけないなと思いました。 3日目までで6個伸ばせていたので、日本学生選手権は絶対行かないといけないというプレッシャーがそのようなスコアにつながってしまったのかなと思います。4日間戦ってきたので疲労もやっぱりあります。(調子の良かった日は)自分的には3日目がうまくいって、ずっとボギーが先行していたんですけど、次のホールでバーディーで取り返せたのが大きかったかなと思います。(準備したことは)一年間で1番大きな大会だと思っているので、絶対に日本学生(選手権)は行けるように、技術面の強化はもちろんですけど、体力面の強化にも取り組んできました。(日本学生選手権に向けて)パッティングが特に4日目が奮わなかったので、そこの強化を重点的にしたいと思います。(意気込み)日本学生選手権ではトップ10を目指しているので、それを目指して全力で頑張ります」
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