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◇第103回関西学生リーグ後期第8節◇対阪南大◇10月26日◇ 甲南大学ラグビー場兼サッカー場

【前半】関大1-4阪南大
【後半】関大0-1阪南大
【試合終了】関大1-5阪南大

スターティングメンバー
GK生嶋
DF桑原、髙橋、古河、和泉
MF兎澤、真田蓮、堀、和田、北村
FW今西

リーグ開幕戦以来の対戦となった阪南大との後期第8節。序盤こそ拮抗(きっこう)した展開だったものの、前半19分に先制点を献上し、7分間で3失点を許す。同33分にMF兎澤玲大(れお=法2)のゴールで詰め寄るも、5分後に失点。3点差で前半戦を終える。迎えた後半は、同11分に5失点目。そこからは関大の攻める時間帯が増えるも、ゴールを奪えず。今季最多失点で敗北し、リーグ順位は7位に落ちた。

前節を不戦敗に終え、11日ぶりの試合に臨んだ。相手はリーグ開幕戦以来、半年ぶりに対戦する阪南大。何としてでも勝ち点3をつかみたい一戦は、阪南大ボールでキックオフした。

EC26055B-AEC3-437F-8103-04226F8BCFB4IMG_1901-200x133 【サッカー】今季最多失点で敗北喫し、リーグ順位は7位に陥落
△スターティングメンバー

前半序盤は互いに攻め合う展開となった。ファーストシュートこそ阪南大だったが、同10分にFW堀颯汰(人2)がドリブルからチャンスメイク。FW今西佑(経2)とMF北村圭司朗(法3)が立て続けにシュートを放つも、相手DFのブロックされる。セカンドボールを拾い続け、連続攻撃を仕掛けたが、得点には至らなかった。

互いにゴールへと迫る場面を見せたが、試合は徐々に阪南大のペースに。右サイド低い位置でのプレーが続くと、同19分のことだった。右サイドを起点に中央で相手のパスがつながり、ゴール正面でシュートを被弾。ゴールネットを揺らされ、先制点を献上した。追いつきたい関大は、3分後に決定機が訪れる。MF北村のドリブルを起点に攻め上がり、FW堀を経由してバイタルエリアへと進入。ボールはペナルティーエリア内に位置したMF兎澤のもとへ。相手DFの寄せはあまりなかったものの、トラップが少し浮いてしまい、シュートは枠を捉えきれなかった。

CDD88A20-4072-4A21-8B0F-7CD04D70F8F8IMG_1966-200x133 【サッカー】今季最多失点で敗北喫し、リーグ順位は7位に陥落
△MF兎澤

ここから阪南大に連続得点を許す展開に。同25分に左サイドからのクロスを合わせられ、追加点を献上。その1分後には、ゴール前にパスを通されると、冷静に流し込まれ3点目を許す。7分間で3失点と、厳しい状況に立たされた。その後、関大が攻める時間帯が続くと、迎えた同33分。DF桑原航太(社3)からパスを受けたMF兎澤が、自慢の左足を振り抜く。シュートはゴールへと流れ、1点を返した。しかし、5分後に再び失点。1-4と点差をつけられ、前半戦を終えた。

5AE6A71A-5A95-4359-A594-136A2EDB2970IMG_1960-200x133 【サッカー】今季最多失点で敗北喫し、リーグ順位は7位に陥落
△DF桑原

ハーフタイムでMF北村とMF兎澤に代え、DF藤谷温大(あつと=人1)とMF上原壮(文4)を投入。迎えた後半は、序盤から相手ゴールへと迫るシーンが見られるも、シュートまで持ち込めない。すると同11分、左サイドからのクロスを合わせられ、5失点目。4点差とされ、試合はより厳しい状況となってしまった。その後は互いにゴールへと迫りながら、時計の針が進む。

同30分を過ぎたあたりから、両サイドを駆使し攻め立てる関大。同37分、フリーキックのリスタートから、MF上原壮がゴール前にクロスを供給する。途中出場のFW谷遥翔(経3)が頭で合わせたが、枠を捉えきれない。ゴール前でのチャンスが増えていくが、枠内へシュートを収めることができず。試合はアディショナルタイムに突入し、迎えた同45+3分。MF真田蓮がペナルティーアーク付近でファールをもらう。近い距離からの直接フリーキックを獲得した。ファールをもらったMF真田蓮がゴールを狙ったが、ボールはバーを超える。直後に主審の笛が鳴り響き試合終了。後期第8節は大敗に終わった。

25E767AE-0669-436F-96DC-58A613DBB654IMG_2076-200x133 【サッカー】今季最多失点で敗北喫し、リーグ順位は7位に陥落
△MF真田蓮

今季ワーストの5失点を喫し、勝ち点をつかめなかった今節。得失点差もマイナス1となり、リーグ順位は7位となった。今季のインカレに出場できるのは、関学大を除いた上位5校。関大は優勝争いから離脱し、これからはインカレ出場を懸けた戦いとなる。チームとして厳しい状況に置かれているものの、一戦ずつ勝利を積み上げたい。【文/写真:岩口奎心】

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