◇ 令和7年度関西学生秋季リーグ戦大会第3節◇対大成蹊大◇9月18日◇ 和歌山ビッグウエーブ
[S1]●瀬藤0(18-21,19-21)2荒井
[S2]○向2(21-13,21-4)0松本
[D1]○小山・瀬藤2(21-19,21-12)0松本・牧
[D2]○山田・山本2(21-14,21-19)0原田・荒井
[S3]○砂原2(21-13,21-5)0原田
○関大4-1大成蹊大
開幕から2連勝を挙げた関大。上位リーグに向けて外せない試合となる3戦目の相手は、大成蹊大だ。関大は安定感を見せ、白星を守る。
第1シングルスに出場したのは瀬藤智史主将(政策3)。連続ポイントで好調なスタートを決ったものの、ジャッジミスによる悔しい失点が重なる。第1・第2セットともにシーソーゲームとなり、粘りを見せたが、あと一歩及ばず敗北を喫した。

第2シングルスにエントリーした向竜生(商1)は、昨日に引き続きシングルスでの出場。第1セット序盤では、相手の覇気に圧倒されリードを許してしまう。しかし、相手を前後に動かすようなラリーで8連続ポイントを獲得し、インターバルに突入。再開直後は連続ポイントを許してしまうが、持ち味のスマッシュにより逆転する。確実に自分の流れを引き寄せ、第1セットを獲得。第2セットでは4失点しか許さず、勝利を手にした。

続いて第1ダブルスに出場したのは、小山志月(文4)・瀬藤主将組。上位リーグ進出に向けて、決して落とすことのできない1戦だ。第1セットは攻めたショットによるミスが見られ、拮抗(きっこう)する展開となるも、安定感のあるコンビネーションを発揮。粘り強いラリーを制し、第1セットを先取する。小山のスマッシュによる連続ポイントで弾みをつけ、第2セットも奪取した。

第2ダブルスには山田悠太(商2)・山本勇誠(情2)組が出場。第1セットは山本のスマッシュ、山田のプッシュが冴え、テンポの速いラリーを制す。点差を広げ、危なげなくセットを奪う。第2セットはどちらが取ってもおかしくない接戦となるが、攻めの姿勢を崩さずに白星を飾った。

第3シングルスに砂原泰斗(政策4)が出場。序盤は点を分け合うも、先に11点目に到達し、インターバルに入る。緩急をつけたショットで相手を動かし、スマッシュで得点。後半で一気に差をつけ第1セットを獲得した。続く第2セットも砂原のペースで試合が進む。長いラリーが続くも、相手に5点しか取らせず勝利を果たした。

リーグ開幕から3連勝を飾り、Bリーグ1位となった関大。あさってからの上位リーグも決して油断はできない。全勝を誓うバドミントン部男子の戦いに注目だ。【文:野原菜乃/写真:中山桜希】
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