◇第49回総理大臣杯全日本大学トーナメント◇準決勝◇対関学大◇9月10日◇セイホクパーク石巻フットボール場
【前半】関大0-0関学大
【後半】関大1-2関学大
【試合終了】関大1-2関学大
スターティングメンバー
GK生嶋
DF桑原、大西、松名、藤谷
MF真田蓮、三木仁、宮川、黒沢
FW堀、淺田
総理大臣杯全日本大学トーナメント(総理大臣杯)準決勝の相手は関学大。前半をスコアレスで終えるも、後半開始早々に先制点を献上する。なかなかチャンスを作ることができずに時間が過ぎたが、終盤にMF三木仁太(政策4)の同点弾で試合は振り出しに。しかし、ラストワンプレーで勝ち越し弾を許し惜敗。総理大臣杯は3位で幕を閉じた。
総理大臣杯準決勝は宿敵・関学大とのゲームに。決勝進出を懸けた大舞台で関関戦が実現した。大阪から部員たちが応援に駆けつけ、紫紺の戦士たちの背中を押す。運命の一戦は関大ボールでキックオフした。

立ち上がりは落ち着かない試合展開となったが、MF三木仁のボール奪取から関大がボールを保持する。しかし、前半7分に相手のロングボールをうまく処理し切れず、一気にゴール前へ。1度目のシュートはDF藤谷温大(あつと=人1)がブロックするも、こぼれ球をボレーシュートで合わせられる。シュートはバーをたたきゴールは割らせなかったが、直後にフリーキックを献上。しかし、ここはDF松名大輝(法4)が大きくクリアし、ピンチを脱した。
これまでの対戦相手とは違い、関大の両センターバックにプレッシャーをかける関学大。ハイプレッシャーからボールホルダーへの寄せが速く、自陣でボールロストする場面が増えていく。なかなか前進できなかったものの、同29分にGK生嶋健太郎(安全4)のキックから、一気に前線へ。MF黒沢偲道(人1)が抜け出し、ゴール前にクロスを供給。ファーサイドでFW淺田彗潤(はうる=人4)が詰めるも、あと1歩届かなかった。4分後には、MF宮川大輝(文2)のアーリークロスを、MF黒沢が頭で合わせる。シュートは枠を捉えたが、相手GKのセーブに合いコーナーキックへ。ショートコーナーを使いゴール前にボールを供給するも大きく流れ、チャンスとはならなかった。その後も、互いに譲らない展開が続く。両者共に決定機が訪れることはなく、スコアレスで試合を折り返した。

迎えた後半は、開始早々に先制点を献上する。同2分にゴール前の混戦から押し込まれ失点。追いかける展開となった後は、左サイドを起点に相手ゴールへと迫る。しかし、トラップミスや縦パスが合わなかったりと、精彩を欠くプレーが目立つ関大。押し込みつつも決定機を演出できないまま、試合は終盤へ。高い位置でのプレーが続くと、迎えた同41分。DF桑原航太(社3)のクロスをMF真田蓮司(法3)が頭で合わせる。ここは相手GKのセーブにあうが、そこからゴール前は混戦状態に。最後はMF三木仁が押し込み、終盤に値千金の同点弾を獲得した。その後も攻め入るシーンが続く。同点のまま時間は流れ、試合は延長戦にもつれ込むかと思われた。しかし同45+3分、ロングボールから一気に前線へと運ばれると、ドリブルでペナルティーエリア内への侵入を許し、シュートを被弾。ゴールネットを揺らされ、勝ち越し弾を献上する。同時に試合終了の笛が鳴り響き、ピッチに倒れ込む選手たち。この大舞台でも宿敵・関学大の壁は大きく立ちはだかり、準決勝敗退が決まった。


総理大臣杯を3位で終えた関大。日本一が現実味を帯びていただけに、選手たちの顔には悔しさがにじみ出ていた。しかし、大阪から応援に駆けつけた部員たちからは、「全国3位取ったぞ!」、「顔を上げろ!」と励ましの声が飛ぶ。3年連続初戦敗退から登り詰めた全国3位の景色。チームは着実に成長を遂げている。インカレこそは日本一へ。頂きにたどり着くために、紫紺の戦士たちは再び歩み始める。【文/写真:岩口奎心】
▼DF大西志有太主将(文4)
「(全国の準決勝で関関戦)実際ここ数年は勝てていなくて、今年の関関戦も負けた。チームとして決勝進出を懸けたこの舞台で必ず借りを返そうという話をした。強い気持ちを持っていたし、多くの仲間が今日も駆けつけてくれて、そこに対する感謝の気持ちを持って、他の戦いよりもみんなが強い気持ちで臨んだ。(試合を振り返って)前半はチャンスがありながら決め切れず、相手の時間も多かった。ハーフタイムにここからだという話はしたが、その中で後半の入りが本当に駄目で、そこが勝敗を分けたのかなと思う。それでも自分たちは今大会で大きく成長して、1点返す力というのを身につけたが、最後は自分たちの力が及ばず負けてしまった。(3年連続初戦敗退から全国3位まで登り詰めた。今までと違った点)今までもメンバーはそろっていたと思うが、なかなか勝てない状況が続いいてた。今年もメンバーはそろっていて、その中で大会前はあまりチームとして状況が良くなかった。でも、新人戦で関西制覇をして、1、2年生がいい流れをチームに持ってきてくれた。3、4年生にも火がついて、1回戦の相手は正直自分たちの方がレベルが上ではあったが、4得点できていい流れに乗れたと思う。自分たちの良さだったり、これまでやってきたことがしっかり2回戦、準々決勝で発揮できて、この結果につながっていると思う。(全国3位で終えた。これからの意気込み)去年のインカレで4年生が1勝を挙げてくれて、それがつながっていると感じている。今大会の初戦、2回戦、準々決勝を勝ち上がれたことは、関大として一歩前進できたと感じる。でも、自分たちの目標は日本一で、これからリーグ戦とインカレが続いていく。そこに向けていい準備をしていきたい」
▼MF三木仁
「(全国の準決勝で関関戦)チームとして日本一を目指していて、最近の関関戦は全然勝てていない状況があった。前期もあのような形で負けている(前期リーグは1-3で敗北)というのもあり、絶対に勝ち抜くという気持ちで全員が臨んだ。(試合を振り返って)ピッチの状況があまり良くなかったが、自分がもっとゲームを作らないといけない試合だった。自分の弱さやできない部分があって、そこが試合に出たかなと思う。(全国3位で大会を終えた)全国3位という新たな景色を自分たちで見れたことはすごく良かったし、胸を張って帰ることは大事。でも、目標にしているのは日本一で、またリベンジしに来ないといけないし、ここ2試合は終盤にやられている。最後の詰めの甘さというのは、チームとしてもう1個レベルを上げないといけない。(3年連続初戦敗退から全国3位まで登り詰めた。今までと違った点)今までよりはチームワークという部分で、1年生から4年生までチームのためにという思いがより強かったのかなと感じる。(これからの意気込み)まずは個人としてレベルをもっともっと上げる必要があると思うし、チームとしても隙をなくしたり、最後の質であったり、まだまだ改善できるところがある。すぐにリーグが始まってしまうが、1から見直してやっていきたい」
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