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◇第65回西日本学生選手権大会◇団体3、4回戦◇9月3日◇北九州市総合体育館

【3回戦】
[S1]○山田桜2(21-18,21-8)0橋本
[S2]●荻野0(14-21,14-21)2千北
[D1]○内海・松本2(23-25,21-18,21-18)1千北・高本
[D2]○山田桜・土田2(21-15,21-13)0橋本・東條
[S3]井上(打ち切り)東條

〇関大3-1福岡大

【4回戦】
[S1]●山田桜0(18-21,19-21)2梅田
[S2]●井上0(17-21,18-21)2近松
[D1]●内海・松本0(13-21,15-21)2向井・坪井
[D2]山田桜・土田(打ち切り)東・田中
[S3]荻野(打ち切り)尾形

●関大0-3同大

3回戦を勝ち上がれば、全国への道も開ける大切な一戦。昨日とは違う会場で、慣れるのに苦戦したものの、応援を力に変え見事インカレ出場権を獲得した。

3回戦の相手は福岡大。第1シングルスに出場した山田桜生(さき=人3)は、会場に対応するのに時間がかかり、序盤は相手にリードを許す。しかし、以降は得意のクロスショットを巧みに使って得点。また、サイドラインを狙ったスマッシュや、ネット際に落としたヘアピンで点差を広げた。最後はプッシュに見せたドロップで相手を欺き、第1セットを手にする。第2セットはヘアピンを有効的に使ったラリーで、相手がミスをするよう誘導。最後は6連続得点で白星をつかんだ。

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△山田桜

第2シングルスに登場したのは荻野さくら(安全1)。相手の千北はインハイ出場経験のある、強敵だ。試合開始直後から力強いショットで攻められ、連続得点を許す。それでも、得点した時に声を出して自身を鼓舞。その後も積極的に攻撃し、スマッシュで得点する場面も。最後まで攻めの姿勢で挑んだものの、徐々に相手に押される。左右に振られたショットに対応できず、第1セットを落とした。第2セットでは、第1セットの疲れからか足がもつれ、ミスが続くように。コースを狙うも、相手の勢いを押し返すことができない。最後まで相手のショットに食らいついたが、どんどん点差を広げられる。最後はバックサイドのスマッシュを返球できず、ゲームを落とした。

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△荻野

第1ダブルスより先に結果が決まったのは第2ダブルス。山田桜・土田美幸(経3)は、コンビ歴の浅さを感じさせないコンビネーションで得点を重ねる。また、各々のショットも光っていた。山田桜の鋭いスマッシュや、土田の守備の穴をついたショットで追加点を挙げ、第1セットをつかみ、第2セットへ。第2セットは、6連続得点の後に4連続失点をするなど、序盤は流れが行ったり来たりの展開に。しかし、後半からはラリーから好機を作り出す。相手のミスも相まって点差を広げ、チームに勝ち星を持ち帰った。

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△山田桜(左)・土田組

第1ダブルスに現れた内海明莉(商4)・松本笑舞(情3)組は、第2シングルスで荻野と対峙(たいじ)した千北が率いるペアと対戦。この試合の勝敗が、3回戦突破の鍵となる。内海のスマッシュで得点するなどし、3点リードでインターバルを迎えた。相手に甘い球をあげてしまっても何度もスマッシュを拾い、粘り強いラリーで得点を重ねる。しかし、徐々に点差を縮められると、18-18で同点に追いつかれた。その後は激しい攻防戦となり、デュースにもつれ込む。デュースでは取って取られての展開となり、互いの応援も白熱。さらに関大は男子部員も駆けつけ、声援も大きくなる。しかし、2人の間に放たれたショットを取ることができず、第1セットを献上した。第2セットは序盤から積極的に攻め得点する。また、コートを広く使ったプレーで点差を広げ、一時は7点リード。中盤、コートの隅を狙われ1点リードされたが、磐石な守りで逆転する。その後も相手に得点を許さず、セットを奪取。試合の勝敗はファイナルセットに委ねられた。ファイナルセットも得点の取り合いに。底知れない体力を武器に、シャトルを追いかけ続ける。また、攻めの姿勢を崩さなかった。「勝たないと、内海さんをインカレに連れて行けない。ただそれしか頭になかった」(松本)。一進一退の攻防戦を制したのは内海・松本組。長い試合に勝利し、チームは全国大会への出場を決めた。

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△内海(左)・松本組

続く4回戦は、同大と対戦。第1シングルスの山田桜は、クロスショットを使って相手を前後左右に動かした。また、甘い球をしっかり決め、チャンスをものにする。しかし、会場内の風の影響を受けたミスなどで失点。相手にリードを許してしまい、黒星を喫した。

第2シングルスにエントリーした井上和華(政策3)は、粘り強さを見せる。相手の力強いスマッシュに屈しず、何度も上げてラリーを続けた。しかし、相手の思うようなプレーをさせてしまい、ミスが続く。広げられた点差を埋めることはできず、敗れた。

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△井上

後がない関大は、第1ダブルスに内海・松本組を投入。しかし、相手の超パワー型のプレーに押されてしまう。守りから攻めの形に移行することができず、得点を挙げられない。第2セットではレシーブから攻撃につなげられたこともあったが、流れを持ってくることはできなかった。最後は甘くなった返球をプッシュされ、敗北。4回戦敗退となった。

ベスト8入りし、自力でインカレ出場権を獲得したバドミントン部女子。主力の石井志歩(安全4)や古谷遙夏(法2)がメンバーに入っていない中での大会だったが、実力を証明することができた。秋季リーグ戦も同じメンバーで挑むことになる。全勝優勝で1部最短復帰を目指せ。【文/写真:西村果凜】

▼山田
「(ベスト8になった率直な感想)チーム状況的にピンチで、インカレに出られないかもと思っていたんですけど、みんな頑張ってくれて、出場が決まって本当に嬉しいです。(福岡大戦を振り返って)会場の風の影響でみんな調子悪かったり良かったりしていました。自分はシングルスの時は味方につけられたので、すごくいいプレーができました。自分からどんどん足を動かして、相手に追いつかれないようスピード上げることができたので、シングルは本当に調子がよかったかなって思います。ダブルスは土田と組んで出るのが今回で初めてでした。でも元々組んでいた古谷も今回の土田も左利きなので、そこの面では慣れていました。でもプレーが全然違うから難しいこともありましたが、同期だしちゃんと言い合える関係でもあったので、2人で声をかけ合いながら勝利につなげることができたかなと思います。(同大戦を振り返って)1セット目も2セット目もシングルスはリードしたり競ったりした場面がありました。個人的にはいつもより落ち着いてプレーができたかなと思うんですけど、勝ち切れなかったので。相手が先にリードしてしまうという場面が多くて、それは春シーズンからの課題なので、個人戦に向けて課題を克服できたらいいかなと思って。ダブルスは風がすごくて自分のプレーが全然できませんでした。でも言い訳にはしたくないです。消極的なプレーをしていた時もあったので、相手にもっと向かっていけるように頑張れたら良かったというのが反省です。(他のメンバーのプレーを見て)格上相手にもみんなが向かっていっていたし、ちゃんと戦えるなと思いました。次このメンバーで戦うのが秋季リーグ戦になります。2部からのスタートなるんですけど、絶対勝てると思うし、入れ替えも勝って、また1部で戦いたいと思ってます」

▼内海
「(ベスト8になった率直な感想)いつものフルメンバーじゃない中で、すごく不安ではありました。ですが、組み合わせが出た時に一番いいところのポジションを引くことができて。自力でベスト8に入ってインカレにみんなで行きたいという気持ちが強く出て、福岡大戦も一丸となって戦えました。(福岡大戦を振り返って)私は1日目に福岡大の試合を見れてなかったんですけど、山田(桜)と井上が見てくれていて。スマッシュが速いから球をあまりあげない方がいいよと言ってくれていました。実際やってみるとそこまで速い球ではなかったので、自分と松本が得意なレシーブでラリーできていたかなと思います。高本さんが前を狙ってくるのがとても早かったので、それを上手くかわしつつというのを2人で話し合いながらできたてよかったかなと思います。うん。あと男子も含めて応援が大きかったから頑張れました。自分たちの力だけではないです。(同大戦を振り返って)自分たちが関カレでベスト8決めで当たったペアと再戦する形になりました。関カレの時はは押された感じだったので、今回は沈めることをテーマにしていました。ですが、なかなか自分たちが攻撃する展開を作れず、攻撃の形を取ったとしても踏み切ることができなかったので、そこが今後の課題になってくるかなと思います」

▼松本
「(福岡大戦を振り返って)本当に負けたら終わりだと思っていて。団体戦で明莉さん(内海)とインカレに行けないのは嫌だと思って。私は第1ダブルスに当てられるとわかっていたので、(相手に千北がいるので)どうしようかと。負けたら終わりって分かっているのに調子が悪かったので不安でしたが、勝てて良かったです。(1日目の会場と比べて)天井が高すぎてビックリしました。照明も強くてシャトルが見えにくかったです。(自身のプレーで良かったところは)ないです。レシーブは返るけど、それまでという感じでした。今日は粘り強さで勝ちました。(部員の声援も大きかった)応援で救われました。特に、おふざけうちわを作っていたんですけど、それが本当に良かったです。少ししんどい時も、うちわを見れば笑えたので助かりました。男子の応援もありがたかったです。すなさん(砂原泰斗=政策4)と小山さん(志月=文4)もすごく応援してくれたし、智史くん(瀬藤=政策3)も「笑舞ちゃんここ1本」と声をかけてくれて、力になりました。(個人戦に向けて)私は推薦枠で女子ダブルスのインカレ出場がほぼ決まっているので、気楽に挑みたいと思います。インカレ頑張ります!」

▼土田
「(福岡大戦を振り返って)自分はけがした人の穴埋めという認識でいて、おそらくすごく期待されている訳ではないと思っていたので気楽にプレーをしていました。ダブルスのペアがエースの山田(桜)だったので、ついて行けるか少し不安でしたが、合宿で鍛えたおかげもあってなんとか。(1日目の会場と比べて)天井が高かったので、すごくシャトルが見えにくかったです。(応援のうちわがあった)うちわのおかげでリラックスしてプレーできました。後半は男子も応援に来てくれて、それに負けないくらい女子も声を出して応援してくれたので、本当にありがたかったです。(個人戦に向けて)私はペアが何度も変わっていて。今回はペアが変わって初の大会なので、楽しみです。頑張ります」

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